MIDI制作アプリ、「FL Studio Mobile」のAndroid版デモ動画が公開(機能など)
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最終更新日:2013/04/19
音楽
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Image Lineは1日、未発売のMIDIシーケンサ「FL Studio Mobile」のAndroid版が Nexus 7 上で動作している動画をYouTubeで公開しました。
Android版「FL Studio Mobile」の機能
「FL Studio」はWindowsでソフトシンセからDAWへと進化を遂げメジャーな音楽制作ソフトになっています。2011年には iPad / iPhone 向けアプリは アナウンスから半年以内に発売されています。今回のAndroid版はアナウンスではなくデモムービー公開なので発売日は不明ですが動画の最後に表示されるToDoを見る限りリリースは近づいている印象を受けました。それぞれの画面を見てみたいと思います。
ドラムマシンでは、クォンタイズやベロシティーを調整まで軽快に操作していました。細かいバグは残っているのでしょうがデモを見ていると完成しているのではと思ってしまうほどの出来栄えです。
トラック画面です。デモではオーディオトラックは登場していませんでした。
リアルタイムレコーディングにも対応しています。鍵盤のサイズは自在に変更可能。
ピアノロール画面もありました。
波形編集タブも見当たらないのでオーディオトラックは未対応かもしれません。iOSアプリ「FL Studio Mobile HD 2」ではWAV、MP3、AACといった音声ファイルを読み込みや8トラック同時録音などにも対応しているのでAndroid版もアップデートを重ねながら対応されると思われます。
iPad / iPhone 向けiOSアプリ「FL Studio Mobile HD 2」の動画
公開されたAndroid版のデモムービー
Androidの処理能力は3ヶ月ベースで倍々近く進化していますから高音質で細かい粒の波形編集も難なくこなしてしまうかもしれません。先日も NVIDIA が Tegra 4 と Core i5-3317U の処理性能は同等という結果を発表しています。(過去記事:Tegra 4 (1.9GHz) 性能、「Core i5-3317U(1.7GHz)」と同等のパフォーマンスか) それこそ Pro Tools の Android版が登場して連携するなんて未来が近くまできているのではと思ってしまいます。こうなると Android向け音声入力デバイス登場が楽しみになって来ました。microUSB接続でコンデンサ対応となるとバッテリーが豊富な10インチあたりの出番かもしれませんね。
Source : YouTube
追記(2013年4月19日)
ついにリリースされました。
DTM用Androidアプリ「FL Studio Mobile」がリリース、価格や最新動画など