実質0円の電子書籍リーダー『BookPlace MONO』を発表(スペックや価格など)
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東芝は4日、電子書籍ストア『ブックプレイス』開始に伴い電子書籍リーダー『BookPlace MONO』を発表しました。6インチ(解像度758×1024ドット)のE-INK液晶でmicroSDスロットを備えています。
電子書籍リーダー『BookPlace MONO』のスペックと価格
『BookPlace MONO』は、6インチ(解像度758×1024ドット)のE-INK液晶を搭載している電子書籍リーダーです。
CPUには Freescale i.MX508 800MHz 、RAM 512MBの処理性能となっており、保存スペースとなるストレージ容量は、4GB (小説にして約2,500冊分とのこと)のほか、外部ストレージとして microSDスロット(最大32GBまで)を搭載しています。OSは Android 2.3.4 ベース で Wi-Fi 通信は IEEE 802.11b/g/n に対応、microUSBと音声出力を備えています。バッテリー駆動時間は約8,000ページとのこと。
国内で販売する電子ペーパー搭載の書籍専用端末としては初めて日本語文章の読み上げ機能を提供する予定(夏ごろ)と発表しています。
- 本体サイズ:約110×170×9.5~9.9mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:約180g
電子書籍ストア『ブックプレイス』の専用端末として販売されますが、他のスマートフォンやタブレットでも同ストアを利用できるようAndroid、iOS用リーダーアプリ「BookPlace Reader」の提供を開始しています。
電子書籍リーダー『BookPlace MONO』の価格
『BookPlace MONO』は書店で販売するほか、直販では端末とマンガコンテンツのセット、もしくはBookPlaceのポイントとのセット販売を行なうとしています。
マンガセットは1セットあたり20巻程度で、約1万円のコミック代を含んだ状態の端末価格となっているため、2013年5月10日までは 9,800円であることから実質0円とも言えそうです。
- 『BookPlace MONO』+1セット 13,900円(2013年5月10日までは 9,800円)
- 『BookPlace MONO』+2セット 19,800円
- 『BookPlace MONO』+3セット 24,900円
- 『BookPlace MONO』+3万ポイント(1万ポイントのチケット3枚) 30,000円
電子書籍ストア『ブックプレイス』
東芝の新しい電子書籍ストア『ブックプレイス』の開始に伴い、これまでの旧電子書籍ストア「BookPlace powered by BookLive!」はBookLive社が引き続き運営するとしています。
今回の「ブックプレイス」開始に伴い、2011年4月から株式会社BookLive(以下BookLive社)との協業により運営している「BookPlace powered by BookLive!」は「BookLive! for Toshiba」と名称変更をし、BookLive社のサービスに本日をもって移行いたします。同サービスを利用中の会員は「BookLive! for Toshiba」の会員としてBookLive社の提供するコンテンツやサービスを利用できる他、引き続きこれまでの購入した書籍、ポイントなどを利用できます
(プレスリリース)
サービス開始時は、コミック、文芸書などの電子書籍コンテンツを取り揃えて、今年夏には約10万冊になる見込みとしています。
また、購入した電子書籍の読める範囲として、利用端末を最大5台まで登録し、読むことができるとのこと
電子書籍アプリ『BookPlace Reader』
- iOS用アプリ: iTunes
- Android用アプリ:Google Play
東芝は後発ながら”実質0円”というインパクトある価格で登場しました。iOS/Androidと両アプリも既に配信しているなど準備は着々と進んでいるようです。
電子書籍が盛り上がっていますが、各社で購入した電子書籍をアプリや端末単位で管理するのは大変そうですね。今後の課題と言えそうです。
Source : ブックプレイス