日本でもApple Watchの心電図・不規則な心拍が利用可能に、対応端末
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Apple Apple Watch
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Appleは日本時間1月22日、日本においてAppple Watchの心電図(ECG)と不規則な心拍の通知を提供することを発表した。
対応端末はOSアップデートに更新することで利用できるようになる。
Apple Watchの心電図・不規則な心拍が利用可能に
Apple Watch Series 4から搭載されている電子式心拍センサーは日本では医療機器の認可に対応できずにいたが、2020年9月に承認の速報があり、そこから今回の発表となった。
Appleはプレスリリースで次のように説明している。
心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能になります。
この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになります。
また、Apple Watch Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知をします。
特に歓迎されているのは無症状で発見しにくい心房細動の検知、すでに世界中で実績があることも心強い。
心房細動は心室細動のような突然死はほとんどないが、心房細動になると心臓のポンプ機能が低下し、息切れなどの心不全症状がでることもあるほか、血液がスムーズに流れないため血栓ができやすくなり「脳梗塞」の危険性が高まることが報告されている。
先日の記事「スマートウォッチでコロナ感染を確認する方法、最大7日前に検知可能とも」もあるが、ウェアラブル端末の重要性を実感できる機会が増えている。
なお、対応端末については「心電図アプリケーションはApple Watch Series 4以降(Apple Watch SEを除く)」、「不規則な心拍の通知機能は最新バージョンのiOSとwatchOSを搭載したApple Watch Series 3以降」と紹介されていた。
Source:Apple