山折り谷折りできるディスプレイ、Huawei Mate X3で採用へ
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両面を折り曲げられる新しい折り畳みディスプレイの存在を中国メーカーBOEが明らかにした。早ければHuawei Mate X3に採用される可能性がある。
BOEの360度フレキシブルディスプレイ。
2021年3月の時点でリリースまたは発表されている折り畳みディスプレイ端末は、外側または内側の一方だけに折り曲げることができる製品となっている。
しかし、BOEがHuawei Mate X3に提供するという360度フレキシブルディスプレイは、両面への折り曲げに対応するという。
そのメリットを挙げてみると・・・山折りにすることでスマートフォンサイズの画面となり、側面にはショートカットメニューを配置、背面はセカンダリ・ディスプレイとして機能する。また、谷折りで閉じることでディスプレイの傷防止や手動消灯、スリープ動作が可能になると思われる。さらに言えば手動なので半開きにすることで本を読むようなスタイルで電子書籍を読むことができそうだ。
最近では巻き取り方式のロール式も登場しているが、電動部分が存在することから故障箇所が増えるため、駆動部部品に埃がたまるなどの理由でトラブルが発生するのではと思っていた。
それに対して今回の360度フレキシブルディスプレイは「本のように閉じる」こともできるという表現からヒンジは存在するものの電動ではなく、故障率は低くなるだろう。
Source:MyDrivers / BOE(Weibo)