テザリング対応のカードサイズ携帯電話「NichePhone-S+」発売・スペック

公開日: : スマートフォン

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

フューチャーモデルは6月11日、クラウドファンディングMakuakeにおいて1,000万超の支援を集めたという国内4G端末として最小・最軽量クラスを謳うSIMフリー携帯電話「NichePhone-S+」を大手家電量販店などで販売を開始した。

NichePhone-S+とは、スペック・機能

製品名「NichePhone-S+」(型番:MOB-N18-01)は本体サイズ90 × 50 × 9.5 mm、重量約52gというカードのような携帯電話端末となっている。(防塵防水は非対応)

OSはAndroid 6.0のカスタムROMをプリインストール。

CPUにはアマゾンのFireタブレットや中国メーカーの端末で広く採用されているMediaTek社のチップで、MT6737M Quad Coreを採用した。

RAMは512GB、内部ストレージは4GBでユーザー領域は約1.8GBとしている。

携帯電話ということでディスプレイは「0.96 型モノクロ有機EL/128 × 64 ピクセル」、当然ながらAndroidアプリなどを閲覧できるような端末ではない。

Android OSで薄型ボディ、そこへ1000mAhのバッテリーを積んでいるが連続通話は3H、連続待機110H、充電時間2H(1A充電時)を実現している。

充電は専用DCマグネット・アダプタによりスマートウォッチ感覚で充電できるようだ。その一方でmicroUSBポートとあるため、USB-Cケーブルを使い回したいというユーザーにとってはApple Watch用の充電器と同じように別々のケーブルを持ち歩くことになりそうだ。

NichePhone S plus

SIMスロットは「nanoSIM x 1」で、対応する周波数は次のとおり。

GSM:900(B8)/1,800(B3);
WCDMA:800(B6)/900(B8)/2,100(B1)
FDD:800(B19)/900(B8)/1,800(B3)/2,100(B1)

2017年モデルからMVNO対応リストを公開するなど取り組みをしているので購入前に通信サービスが利用可能か把握しやすい。

その他、Androidアプリは使えないもののボイスレコーダーやアラーム、SMS、プレフィックス発信といった初期のPHSにあったような機能が用意され、筐体にはストラップホールがあり、見た目からもガラケー時代に戻れそうだ。

通信ではBluetooth、Wi-Fi、テザリングをサポートしている。製品ページを何度か見て回ったが、テザリング時間の記載は見当たらなかった。

価格について

アマゾンでは販売されていなかったが、ビックカメラでは13800円(1380ポイント還元)で販売されており、そこにはテザリングの項目で「モバイルルーター代わりに連続動作時間約2時間※通信環境により動作時間は異なります」と公式ページにはない記載があった。

ビックカメラは6月11日20時より61時間オンラインセールを開催するため何らかの特典を受けられるかも知れない。

リンク:ビックカメラ (過去のNichePhone記事へ)

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑