除雪する掃除ロボット「Snowbot S1」の可能性 #CES2022
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2022年1月、日本各地で冬の嵐が猛威をふるっている。
地域によっては毎年恒例かもしれないが、近年の水害と同じく来年も同等の規模になるかもしれない。その時はロボット掃除機に救ってもらうことになりそうだ。
中国と米国を拠点とするベンチャー企業Hanyangは先週ラスベガスで開催されたCES2022で予告通り、除雪できるロボット掃除機(除雪ロボット、ロボット除雪機など呼び名は様々)「Snowbot S1」を披露した。
除雪ロボット「Snowbot S1」とは。
海外メディアが声を揃えて「除雪のゲームチェンジャー」として称賛していた世界初の自立型除雪機である「Snowbot」は1,123Whのリチウムイオン電池で動作、フル充電時は1.5時間駆動、極寒のマイナス20度という低温地帯でもバッテリーは役割を果たすという。
除雪に関しては深さ5インチの雪を1,500平方フィートまで掃除できる。
3つ備えられたビーコンで除雪したエリアを検知、家庭用のロボット掃除機と同じように無駄のない動作で最大12インチの降雪地帯をクリアにするようだ。
操作はスマートフォンのアプリ上で清掃スケジュールを設定、リアルタイムで作業状況をチェックできるほか、ゲームコントローラーやラジコンのように手動操作もできる模様。
また、レーザーレーダーによる検知機能で動物や路上の障害物を検出し自動停止、ブザー・アラーム・警告灯・非常停止といった安全装置も搭載しているようだ。
Snowbos S1の価格と発売日
「Snowbos S1」はテスト版が既に市場へ出ていたが、一般消費者向けモデルは2022年後半にリリース予定となっていて、次の冬までには間に合いそうだ。
商用グレードは2023年までの投入を計画しているという。
肝心の販売価格は1,999ドル(約23万円)と決して安くはないが、雪国で落雪などに命を奪われることを思えば市区町村レベルで1台購入して地域の有志で町内を除雪するというのも良さそうだ。
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