Chromium OS搭載キーボードPC「Orange Pi 800」登場、スペック

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シングルボードメーカーShenzhen Xunlong Softwareが新たにRaspberry Pi 400クローンと言えそうなRAM4GBを搭載したキーボードPC「Orange Pi 800」を公式サイトへ掲載した。

グローバル版で言及はないものの中国語版ではChromium OSという記載が確認できる。

キーボードPC「Orange Pi 800」のスペック。

新たに掲載された「Orange Pi 800」はディスプレイとマウス以外を備えた78キーのQEWRTYキーボードPC。

CPUにデュアルコアA72(最大1.8GHz)とクアッドコアA53(最大1.4GHz)の6コアで構成されたプロセッサ「Rockchip RK3399」を搭載している。

RAMは4GB(LPDDR4)、ストレージはeMMC 64GBを搭載、外部メモリとしてmicroSDカードスロットを備える。

インターフェイスは給電用のUSB-C、拡張用のUSB-A 2.0 x 1 とUSB-A 3.0 x 2を用意、映像出力は4K/60pに対応したmicroHDMIとVGAポートを備え、イヤホンジャックとスピーカーのほかに26PIN IO インターフェイスを備えている。

通信はWiFiとギガビット有線LAN、Bluetooth 5.0をサポート。

本体サイズは286mmX122mmX22mm、重量385g。

OSはグローバル版に記載はないものの、中国語版でChromium OS(Chrome OSのオープンソース版)とArch Linuxベースの独自OS「Orang Pi OS」をサポートする予定としている。

また、教育デバイスという側面もあるようでScratchやPythonといった開発に標準で対応するという記載もあった。

発売日・価格。

「Orange Pi 800」は製品ページが公開されただけで価格や発売時期は明らかにされていない。

しかし、本家Raspberry Pi 400の価格が70ドルであることからクローンの「Orange Pi 800」は70ドル以下で販売すると推測される。

ユーザーはモバイルディスプレイやTV、プロジェクターといった外部モニターとマウスを用意することで省スペースなPC環境を構築することができる。

Source:Orange Pi 800

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