米Cruise、ついに有料の無人タクシー営業開始
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ゼネラルモーターズ傘下の自動運転開発企業Cruiseは米国時間6月2日、米カリフォルニア州から自動運転車を活用した配車サービスを有料で提供する許可を取得したと報告した。
これにより米国で初の商業による無人タクシーが開始されたことになる。
日本でもトヨタが2022年5月に下記動画でCruise車両の日本到着を伝えている。
Cruiseが有料の無人タクシー営業スタート。
Cruiseは2022年2月に無料の自動運転タクシーサービスを米サンフランシスコで開始、同社のKyle Vogt CEOは米モルガン・スタンレー主催のカンファレンスで自動運転タクシーの車両数を2030年までに100万台まで増やす目標を明らかにしていた。
車両については「シボレー・ボルトEV」ベースで展開しているが、2023年に自動運転EV(電気自動車)シャトル「Origin」を発売し、その後はOriginを使ったサービス展開を進めていくとしていた。
そして、米国時間2022年6月2日付けでCalifornia Public Utilities Commissionから無人運転者を使ったタクシー業務の免許・許可を取得したことをブログで公開した。
先ほども触れたように同社は既にカリフォルニア州での無人走行自体は認められていたが、ようやく有料の無人走行が認められた形だ。
同社によると、Cruiseが米国の主要都市で商用の無人運転サービスを運営する最初で唯一の会社になるという。
記事冒頭のトヨタ動画にもあるように今後は日本でも運用が開始され、デリバリー・配達業務だけでなくタクシー業務も自動化される日は想像を超えて近いのかもしれない。
Source:Cruise