節電ポイント配布へ、消費電力チェックできるスマートプラグ探し(2022年7月)

公開日: : 周辺機器

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

政府が節電ポイントに対して予備費から計2600億円程度を支出する方向で調整していることが2022年7月23日に報じられた。

来週中に閣議決定、ポイント配布は8月から実施する見通し。

これまで経済産業省の資源エネルギー庁は7月1日〜9月30日まで節電協力(お知らせへ)を呼びかけていた。

とくに太陽光発電の出力が減少し、電力需給が厳しくなる傾向にある点灯帯(17:00-20:00頃)での節電を希望、上記お知らせページでは冷蔵庫の中身を減らして冷却しやすくすることやテレビの省エネモード設定といった家電の節電方法を記載したリーフレトも配布(家庭用PDFへ、オフィス用PDFへ)されている。

電力消費を知ることが節電の第一歩と判断して、消費電力チェックできるスマートプラグを探したので特徴など調べた内容をシェアしたい。

消費電力チェックできるスマートプラグ。

スマートプラグとはAlexa/Google Home/Siriなどに対応することで屋内外を問わず電源ON/OFFを切り替えたり、タイムスケジュールを設定して効率的なスマート家電として使うことができるWiFi内蔵のコンセントプラグ。

その中でも電力消費量をチェックできるモデルを探した。

Gosund WP6(ハブ不要)

ゴウサンドというブランドのスマートプラグは「ハブ不要」のため、手軽にスマート家電化を実現できる。

Amazon販売ページでは「WP6-1」という1個だけのモデルがあり、それを2個や4個に増やした「WP6-2」「WP6-4」が販売されていた。価格は1680円でタイミング良くセールをしていて1510円となっていた。

レビュー数は1653件。

  • Alexa:Works with Alexa認定済み
  • Amazon Echo:対応
  • Google Home:対応
  • Apple Siri:記載なし
  • タイマー機能:あり
  • スケジュール機能:あり
  • 消費電力チェック:あり
  • ハブ端末:不要

Amazonレビューを見るとApple WatchからON/OFF操作やシーンによる自動操作が行えたほか、SANWAのBluetoothワットチェッカーと比べても同じような結果だったことが報告されていた。

しかし、消費電力チェック機能について製品ページで言及されておらず機能詳細は不明。

マイナスレビューではPSE対応ではないので危険という投稿(2020年3月21日付)があった。

これについては製品説明ページを見るとPSE認証取得済みとして認証番号が記されていたので対処したと思われる。

また、日本のプラグに合っていないという指摘(2022年7月6日付けのレビュー)もあった。

例として電源タップのプラグが合わないという話も・・・この点はレビューから自分の環境で使用可能かチェックしたほうがよさそうだ。

→最新の価格・在庫状況とレビュー・動画はAmazon販売ページ
(差し込み口2つモデルの販売ページ)へ

SwitchBot プラグミニ(ハブ不要)

先日レビューしたSwitchBotからもスマートプラグが発売されていた。

「SwitchBot=ハブ必須」というイメージだが同製品はハブ不要で外出先からも操作可能、強みとして同社の開閉センサーで電源ON/OFFを行うといったSwitchBotシリーズ連携が挙げられていた。

  • Alexa:Works with Alexa認定済み
  • Google Home:対応
  • IFTTT:対応
  • Apple Siri:対応
  • タイマー機能:あり
  • スケジュール機能:あり
  • 消費電力チェック:あり
  • ハブ端末:不要

上記に加えてLINE ClovaとSmartThingsへの対応が追加されている。

消費電力チェックについては一定の電力を超えたらプッシュ通知をしたり、リアルタイムの消費電力表示に対応、データのエクスポートにも対応することを画像付きで説明していることからメーカーが注力している機能と言えそうだ。

利用例としてはSwtichBotの温湿度計と連携してエアコンや加湿器を自動制御、人感センサーで扇風機をONといったことが挙げられていた。

注意点としてはハブ不要なのでメーカーのサーバー依存(SwitchBotはAmazonクラウドを使用)というところ、SwtichBotはユーザー数が多いためブログなどを見て回るとエアコンが自動起動しないなどトラブルが発生したらSwitchBot JapanのTwitterアカウントで障害状況を確認できたという内容があった。

そのため、SwtichBot製品を購入した際は同社のTwitterアカウントをフォローしたほうが良いだろう。

システム障害時に発生した問題として次のような発表(原文ママ)があった。

・デバイスがオフラインになり
・遠隔でデバイスを操作できない
・エラー190を表示する
・SwitchBotシーンが実行しない
・アカウントにログインできない
・Alexa、Googleアシスタント、Siri、IFTTT、LINEクローバからの操作失敗

引用:【12月8日(水)システム障害のお詫びと復旧のお知らせ】

上記の内容からサーバーダウン時の対応を想定しておく必要がありそうだ。

SwitchBot プラグミニの価格は1980円、セールをしていて1780円となっていた。

レビュー数は4436件と豊富なので様々な使い方、不具合情報を入手できそう。

→最新の価格やレビュー、製品動画はAmazon販売ページ

その他、スマートプラグ製品。

消費電力チェック機能がないスマートプラグには電源タップ仕様(Amazonへ)もあった。

また、レビューで何度か見かけたサンワサプライのワットチェッカーについては同社が2022年7月13日に新製品「TAP-TST10N」(Amazonへ)を発売していた。

旧モデル??「TAP-TST8N」(Amazonへ)はデータ出力に対応していないので定期的にメモを書く手間を省けるという意味では新製品は便利そうだ。

先ほどのスマートプラグと組み合わせて使うというのも良いかもしれない。

その他に特殊な使い方となってしまうがTP-LINK製品をハックするという手段もあった。

TP-LINKのプロトコルを解析した猛者がいて、それによりクラウド経由ではなくローカルにあるArduinoからTCPで制御するといった内容。これは面白そうだ。

スマートプラグに限らずスマート家電の通信ログをチェックした記事などを見ると定期的に通信しているという報告もあるため、クラウド依存を減らすだけでなく不要なデータ通信・電力消費も抑えられるかもしれない。

また、赤外線で制御できるなら先日レビューしたSwtichBotの天井照明(レビュー記事へ)が全方位に発信できて相性が良さそうだ。

調べた感想、まとめ。

意外と消費電力をチェックできるスマートプラグは少なかった。

そして、スマート家電ならではの問題を再確認できた。

AWSなどクラウドサーバーを使用していても大規模攻撃などでダウンすることはよくあり、過去にタブクルで利用していたCDN「クラウドフレア」なども定期的に落とされていることから「スマートプラグに接続する機器を選ぶ」ことが大切だなと。

夏場のエアコンだけでなく、説明書などで禁止とされていても意外と繋げがちな熱源機器(電気ポットや低出力のヒーターなど)は特に注意したい。

過去に何度かレビューしているTP-LINKスマートプラグ(最新のレビュー記事へ)もクラウドレスで使えるなら挑戦したいと思った。

今回、調べた限りではSwitchBotミニプラグが既存の環境に馴染みやすく少ない手間で導入できそうだったので注文した。
(Homekit対応モデルが91日前より販売されていたので最新モデルを注文)

→Homekit対応モデルの価格や在庫状況・レビューはAmazon販売ページ

よく一緒に閲覧される記事

山善 シーズヒーター「DBC-VK123」を注文、選んだ理由

11月21日から楽天市場でブラックフライデーが開催されている。

Mactilo 電熱ベストが良すぎたので新たに「inotenka 電熱ジャケット」を注文、開封レビュー

いやはや、失敗した。 きっと、最初に購入した「Mactilo 電

初雪だけどストーブ要らず、ってか暑いよ「Matilo 電熱パンツ」購入レビュー

2024年は限界別荘地に移住した関係でマキタの電動工具(マルチツールと

→もっと見る

PAGE TOP ↑