Pixel 7 Proのカメラ性能、DxOMarkで1位獲得(iPhone 14 Proは3位に)
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Google Nexus DxOMark, Pixel, カメラ
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Googleの最新フラッグシップ「Pixel 7 Pro」がスマートフォン、レンズ、カメラを科学的に評価する独立したベンチマークを行う商用Webサイト「DxOMark」において1位を獲得した。
同社が掲載する2022年10月時点の最新ランキングとPixel 7 Proのカメラに関する個別評価について記録する。
Pixel 7 Pro、カメラ評価DxOMarkで1位に
それまでDxOMarkの1位に君臨していたのはHonor Magic 4 Ultimate(1211ドル)で147ポイント、2位はiPhone 14 Pro(999ドル)の146ポイントだった。
そこへ今回、Pixel 7 Pro(899ドル)が147ポイントで参戦して同率一位となった。
また、価格についても際立っている。
下図のランキングを見ていただくと独自路線で割安なHuawei P50 Pro(907ドル)を含めてもPixel 7 Proが持つコストパフォーマンスの高さを確認できる。
さらにPixel 7 Proは上位TOP10で定価が最安ながら、10%OFFクーポンやストアクーポンを配布して下取りキャンペーンでは最大61500円を払い戻すなど徹底したプロモーションを行なっている。
カメラ性能だけでなく、コストパフォーマンスの面でも群を抜いている
Pixel 7シリーズの真骨頂は独自SoC「Tensor G2」によるリアルタイム翻訳などの機械学習という意見もあるが、その中には「Tensor G2」によって実現された「超解像ズーム」なども含まれている。
ここからはDxOMarkが評価したカメラ性能をみていきたい。
DxOMarkはPixel 7 Proのカメラを次のように評価した。
カメラは最高値150に迫る148ポイント、項目「ノイズ」を除いて色味やAFなど全て高い水準となっている。
とくに肌色はリアルに再現できるとして人物ポートレートにおいて高く評価された。
ぼけ感は80に対して70、プレビューは91に対して74となった。
そして「Zoom」機能、光学ズーム5倍に加えてPixel 7 Proが強みとする最大30倍の「超解像ズーム」が高く評価されている。
通常カメラのズームといえば「光学ズーム」が重視されるが、Pixel 7 Proの「超解像ズーム」は従来のデジタルズームが持つイメージを覆すともされている。
また広角撮影での歪みも抑えられ、マクロフォーカス搭載により物撮り用のデジカメとしても実用的に感じた。
Google Japanのプロモーション動画でも取り上げられている。
また、動画撮影においても各項目で高いスコアを獲得している。
過去記事「RICOH GR IIIxを注文、スマホカメラとの使い分けが決まった話。」ではコンデジとスマートフォンの併用を考えていたが、Pixel 7 Proであれば1台で済むかもしれない。
もし購入するならPixel 7と思っていたが、コンデジを手放してOSの長期サポート(詳細は先日の記事へ)の「Pixel 7 Pro」を手にすると目指しているシンプルライフに近づけるかもしれない。
Source:DxOMark