ROG Allyでメモリ増量、16GB→32GBやバッテリー増量も
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以前購入したASUSのハンドヘルドゲーミングPC「ROG Ally」の弱点といえば、コントローラーの故障やSDカード破壊といった外部パーツのほかに、メモリ16GBという少なさが挙げられる。
一般事務PCでさえ16GBは普通となりつつあり、クリエイティブPCやゲーミングPCでは32GBは欲しいところ。
今回、そんな「ROG Ally」のメモリとバッテリーをアップグレードの話。
ROG Allyでメモリ換装、バッテリー増量
PC修理業を営む技術者のYouTube チャンネル「SlickBuys Mods and Repairs」で「ROG Ally」のメモリアップグレードという動画が投稿された。
その内容は「ROG Ally」のオンボードRAMチップをアップグレードするといった内容だ。
残念ながら動画内でアップグレードのベンチマークやゲームのデモといった改善状況はなく、起動シーケンスと認識されたメモリ情報、Windowsの確認が行われている。
動画ではオンボードとなったRAMチップ「16GB Samsung K3LKBKB0BM 6400MT/s LPDDR5」x4枚のはんだを除去して、それを全て「Samsung K3KL9L90CM 7500 MT/s LPDDR5」に置き換えていく。
次にWinbond W25Q256JWのBIOS変更作業が必要となっている。
同技術者はRedditでBortegaa氏として活動しており、32GBアップグレードを300ドル+返送料(納期は2〜4日ほど)で受けるサービスを開始した。
結構な金額だが経験値を求める手作業であり、部品調達やBIOSプログラミングも含めると300ドルのアップグレード価格は受け入れられているようだ。
ちなみに7500MT/sチップはAliExpressにて3000円前後で入手できるがPCのBIOSフラッシュ作業は難易度が高く、最悪のケースではROG Ally本体を失う可能性もある。
またBortegaa氏は40Whバッテリーを90Whへアップグレードする作業を280ドルで提供するとしており、これによりゲームプレイ時間が実質2倍に跳ね上がる可能性がある。
これらのアップグレードを希望すると「ROG Ally」の2台分という費用になってしまうが、フォーラムを見ると「これでノートパソコンから卒業できる」といった内容もあり、RAM32GBでハンドヘルドゲーミングPCだけの世界に入ろうしているようだ。
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Source : Reddit