Windows/ペン対応/8.4型「ONEXPLAYER2」は買いか、クラファン開始へ
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最終更新日:2022/12/19
ONE-NETBOOK INDIEGOGO, One Netbook, クラウドファンディング
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One-Netbook Technology社が日本時間12月19日午前9時からクラウドファンディングサイトにてWindowsを搭載した8.4インチのポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER2」のキャンペーンを開始する。
小さな筐体にAMD Ryzen7 6800Uを積み、着脱式ゲームコントローラーは任天堂Switchのように単体のコントローラーとして利用可能などモバイル機・据え置き機としても考えられている。
「ONEXPLAYER2」のスペック
同社が新機能の 1つとして挙げているのが「取り外し可能なコントローラー」。
これによりキャンプや出張など外出先でも動画視聴などを快適に楽しめるほか、バッテリーと無線LANを内蔵した専用ソケットを使うことで左右のコントローラーを合体することで無線ゲームコントローラーとしても利用可能となっている。
さらに別売り専用キーボードを使えばUMPCとして利用できるという。
ディスプレイは解像度 2560 x 1600 の8.4 インチ フル HD IPS ディスプレイで、コントローラーを取り外してWindowsタブレットとして利用することも可能。
興味深いことに「Microsoft の SurfacePen などの一般的なスタイラスペンと互換性あり」としており、小さなノートパッドとして使用できそうだ。
CPUにAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサを搭載しており、最も性能が求められるAAAタイトルも快適に処理できるほか、GPU「Radeon 680Mグラフィックス」により常に高いFPSを維持しながら安定してスムーズなゲーム体験を実現できるとしている。
サウンド面ではHarman社監修のステレオスピーカーを内蔵。
主な仕様は次の画像にあるとおり。
CPUが一択なのは嬉しいがメモリとストレージで価格が変動する仕組みとなっており、SSDの特性から大容量のほうが読み書き速度が向上することを考えるとゲームタイトルの大容量化も踏まえ、少なくとも1TBを選ぶことになりそうだ。
メモリは16GBと32GBがあり、大抵は16GBもあれば耐えられそう。
「ONEXPLAYER2」は買いか
小さな筐体に高性能なパーツを積んでいることによる発熱が原因だと思っているが、ポータブルゲーミングPCやハイスペックなUMPCを使っていて何度かファンが動かなくなったり、充電できなくなったトラブルに遭遇した。
それらは最後まで動作させることができず20万円近くする製品としては数年も持たない短命なものだった。
Apple siliconのように映像処理に優れたモバイル発のチップ普及にIntel / AMDが本気を出してくれたらと思う。そうすればMacBookのように発熱が少なくファンレスなのにフルHD動画ならサクサク編集・書き出しできて、バッテリー寿命も長くなるのに。
そんな状況でもOne-Netbook Technology社やGPD社などは奮闘していて、とくにグローバル向けの「半角全角キー」がないキーボードを標準搭載しない「ONEXPLAYER 2」は魅力的に見える。
やはりポータブルゲーミングPCを購入するなら着脱式ゲームコントローラー+キーボードなしのSwitchタイプだと思う。
そして、軽さ。
Switchでも長時間は持てないので398gの「AYANEO AIR」あたりが良い。その点でいえば「ONEXPLAYER 2」は着脱式なので軽いと言える。
(関連記事)398gの5.5型ゲームPC「AYANEO AIR」は買いか、スペック・価格
発熱してもファンがフル回転でも距離を置いてモバイルモニター経由であれば、ゲームコントローラーだけで楽しめる「ONEXPLAYER 2」は買いの製品に思えた。
超早期申し込みの価格と海外発送リスクのバランスが良ければ出資するかもしれない。
「ONEXPLAYER 2」は日本時間12月19日午前9時からから米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で予約注文可能、配送予定日は2023年4月となっている。
(追記2022/12/19)
クラウドファンディング開始。
8.4型「ONEXPLAYER 2」が5,100万円獲得の好スタート、早期割引価格をチェック
Source:ONEXPLAYER