398gの5.5型ゲームPC「AYANEO AIR」は買いか、スペック・価格
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AYANEOの日本公式サイトを運営しているUMPCをメインに取り扱う株式会社ハイビームが来月にも僅か398gの本格ゲーミングPC「AYANEO AIR」を発売する。
発売日は9月16日、先行予約としてLite/スタンダード/Proの各モデルを15%OFFにて受付していた。
それぞれの特徴からメインPCとして、ゲーミングPCとして買いか確認した内容をシェアしたい。
「AYANEO AIR」のスペック・価格
各モデルの仕様、違い。
はじめに3つに分かれている各モデルの特徴をチェック。
AYANEO AIR LITE
CPU:AMD Ryzen™ 5 5560U
GPU:AMD Radeon™ Graphics
メモリ/ ストレージ:8GB LPDDR4x / 128GB SSD
サイズ:約224×89.5x26mm / 最薄部:約17mm
バッテリー:7350mAh
本体重量:約398g
AYANEO AIR スタンダード
CPU:AMD Ryzen™ 5 5560U
GPU:AMD Radeon™ Graphics
メモリ/ ストレージ:16GB LPDDR4x / 512GB SSD
サイズ:約224×89.5x26mm / 最薄部:約18mm
バッテリー:7350mAh
本体重量:約398g
AYANEO AIR Pro
CPU:AMD Ryzen™ 5 5560U
GPU:AMD Radeon™ Graphics
メモリ/ ストレージ:16GB LPDDR4x / 512GB SSD
サイズ:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
バッテリー:10050mAh
本体重量:約450g
上記3つのモデルはCPUが同じであるため限界は「AMD Ryzen™ 5 5560U」までということになりそうだ。
このCPUについてハイビームはプレスリリースで次のように説明していた。
CPUはAMD Ryzen™️5 5560Uを搭載しており、多くのインディーズゲームを解像度1080pで、AAAタイトル(大作ゲーム)を720pで処理できる性能を有しています。
(追記)INDIEGOGOでは高コスパと評価されている「Ryzen 7 5825U」搭載モデルも展開、AYANEO NEXT Proと同じプロセッサ搭載ということになる。さすがに13万円を超えているが・・・。
注目すべきスペック
注目ポイントはメモリとバッテリー、本体サイズと重量。
メモリは、LITEの8GB以外は16GBなのでゲーム用途であればLITEを除外することになりそうだ。
重量はProだけが450gでスタンダードは398g、その差は52gと僅かだが400g前後の重さは長時間持つと大きな違いを感じるので軽視できない。
その重量分だけバッテリーがスマートフォン1台分相当、増えている。
これについてハイビームが大まかな連続プレイ時間を掲載してくれていた。
オンラインFPSゲーム(重い処理)連続プレイ時間
AYANEO Air:約1時間~最大約1時間30分
AYANEO Air Pro:約1時間30分-約2時間オフラインゲーム 連続プレイ時間 / カジュアルゲーム連続プレイ時間
AYANEO Air:約1時間50分-約2時間30分
AYANEO Air Pro:約2時間15分-約3時間15分ビデオ連続再生時間
AYANEO Air:約2時間30分-約3時間
AYANEO Air Pro:約3時間-約3時間50分
Switchのような筐体で気軽にプレイできることが魅力でもあるため52g増か、スマートフォン1台分のバッテリーを入手するか、そして次の本体サイズと価格差を考慮して選ぶことになりそうだ。
本体サイズは次のようになっている。
AYANEO AIR:約224×89.5x26mm / 最薄部:約18mm
AYANEO AIR Pro:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
筐体の縦横サイズは変わらないもののバッテリーの分だけ厚みが増している。最薄部と最厚部で3.6ミリずつ均等に厚みが増していることからシンプルに厚くなっていると思われる。
(追記:公式サイトをみると上図にあるAirとProのように横幅が異なっているようにも見えるが・・・)
主なスペックを確認。
「AYANEO AIR」のディスプレイは5.5インチ / AMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)となっている。
有機ELは綺麗な代わりに従来の液晶に比べて消費電力の多さも指摘されるが、5.5インチという小さなサイズなので大きな影響はないのかもしれない。
あとは解像度「1920*1080」で最大限の見やすさを提供してくれると信じたいところ。
マルチタッチ対応。
インターフェイスは次のようになっていた。
2×Type-Cポート
1×TF カードスロット
1×3.5mmイヤホンジャック
USB-C充電は65W(PD充電サポート) AC 100-240Vに対応。
センサーはデュアルジャイロスコープと指紋認証を備え、通信はWi-Fi 6 / Bluetooth 5.2をサポートしていた。
OSはWindows 11 Homeをプリインストール、保証は1年。
価格・発売日・カラーバリエーション、買いなのか
AYANEO AIR スタンダード(有機ELモデル)の発売日は2022年9月16日(発送日)、カラーはAurora WhiteとPolar Blackの2色展開。
通常価格は132,000円で、先行予約15%OFFにより112,200円となっていた。
AYANEO AIRは買いか
ポータブルゲーミングPCで398gという軽さは素晴らしい。
これでモバイルモニターを接続すればWindows端末としても機能することから理想としている「スマートフォン1台でPCまで」に近いことができそうだ。
ただ処理性能が高くないため、メインPCとしては厳しい。
AYANEO AIRとは別にメインPCを購入するとなると結構な金額になるが、かといってハイエンドUMPCは発熱と排熱の問題により故障しやすいイメージがある。
そう考えると、AYANEO AIRとMacBook Air (M1 , 2022)という組み合わせもありなのかもしれない。
先ほど在庫一層SALEで検討する記事を書いた「OneGx1」はIntel 第10世代Core i5-10210Yプロセッサでクーポン特価89850円、これはCPUを比べて絞り込む必要がありそうだ。
(追記)INDIEGOGOの早期出資プライスが9万円以下となっているため、そちらで購入したほうがよさそうだ。
前回→ゲーミンUMPC「OneGx1」が在庫一層SALEで特価に、買いか考える。
Source:INDIEGOGO / ハイビーム販売ページ