Pixel 7aとPixel 6aのベンチマーク比較・対応バンドの違い・進化点 | レビュー

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最後のPixel Aシリーズとも噂されている「Pixel 7a」と2ヶ月前にGoogleストアから購入したストレージ使用状況など”ほぼ新品状態”の「Pixel 6a」でベンチマークを計測した。

Google公式ページで対応バンドを確認したところ、Pixel 7aは最上位モデル「Pixel 7 Pro」で非対応のドコモ5G「n79」をサポートしていたためネットワーク対応状況も比較。

この記事ではベンチマークアプリが摘出したシステム情報(ハードウェア仕様)とシングルコア、マルチコアの処理状況の比較を含めPixel 7aの進化点を確認する。

Pixel 7a レビュー Vol.02 | Pixel 6aとの対峙

はじめにGoogle公式ページ(Google Pixel ヘルプへ)より対応バンドの違いをチェックしていく。

対応バンド(対応周波数)の違い

Pixel 6aのネットワーク(赤字はPixel 7aとPixel 6aで異なる箇所)は次のようになっていた。

Pixel 6a | [5G Sub 6GHz JP2] モデル GB17L

  • GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71
  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
  • Wi-Fi 6(802.11ax)および 6E(6 GHz): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、HE160、2X2 MIMO
    Google Pixel 6a は Wi-Fi 6E 対応です(台湾、日本、シンガポールでは Wi-Fi 6E を使用できません)。

続いてPixel 7aのネットワーク。

Pixel 7a | [5G Sub 6GHz JP] モデル G82U8

  • GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79

Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、HE80、MIMO

上記の中で注目ポイントはドコモ5Gに対応する「n79(4.5~4.6GHz)」(4.5GHz帯)。

Pixel 7 Pro非対応のドコモ5G「n79」とは

「n79」は日本でNTTドコモだけに割り当てられ、他社が利用する3.7GHz帯とは異なり衛星通信の干渉を受けにくく、かつエリア整備の容易さからドコモが積極的にエリアを広げている5Gバンド。

しかし、日本の他に中国など一部の国と地域でしか対応していないバンドのため海外スマートフォンで対応する機種が少なかった。

実際、GoogleもPixelスマートフォンで最上位となるPixel 7 Proで割り当てていない。

そのためドコモ5G(ahamoやMVNO回線を含む)を快適に使いたい時は「Pixel 7a」に買い換えるという選択肢もありそうだ。

ここからはベンチマークアプリによる比較を行なっていく。

Geekbench 6のスコア比較 | Pixel 7a vs Pixel 6a

今回ベンチマークを計測したアプリは「Geekbench 6」。

下図(左からPixel 7a、Pixel 6a)は2機種のシステム情報、僅かな違いを確認できる。

Pixel 7a (lynx)のSoCはTensor G2だが、Geekbenchでは「ARMv8」と表記されていた。

SoC情報が反映されていないのか、PIxel 7 / Pixel 7 Proとは「異なるSoCと判断」されたのかはわからない。

Tensor G1に比べると省電力コアは同じ1.80GHz、高負荷で動作するコアが2.25GHz→2.35GHzへ、2.80GHz→2.85GHzへと向上している。

上図の最下部にあるメモリを見るとRAM 5.44GB→7.25GBへと増量されていることもわかる。

シングルコアのスコア

シングルコアのスコアを見ると「Pixel 7a=1423」「Pixel 6a=1413」となっていた。

File Compressionから続く測定値を見ても全体的にPixel 7aの数字がよくなっていた。

マルチコアのスコア

マルチコアは「Pixel 7a=3515」「Pixel 6a=3393」というスコアに。

シングルコアも含めTensor G1からTensor G2に変わったことで劇的に処理性能が向上したというわけではなさそうだ。

GPUの違い

上記の他にGeekbench 6のデバイス情報を見ると「GPU」と「Display PPI」に違いがあった。

  • Pixel 7a
    →GPU:Mali-G710
    →Display PPI:400
  • Pixel 6a
    →GPU:Mali-G78
    →Display PPI:428

Armによると「Mali-G710」(Armへ)は従来の「Mali-G78」と比べて処理性能が20%UP、省電力性が20%UP、ML性能が35%UPされたという。

次に画素密度(ppi)を見ると、不思議なことにPixel 6aの方が428と高い数値になっていた。

比較のため、Apple製品の画素密度を確認した。

  • 8.3型iPad mini 6(8.3inch / 2266×1488) : 326ppi
  • 6.1型iPhone 13 /iPhone 14(2532 x 1170)とiPhone 14 Pro(2556 x 1179) : 460ppi
  • 6.7型iPhone 14 Plus(2778 x 1284) : 458ppi

Geekbench6の情報を信じるなら、428ppiから400ppiへとスペックダウンしていることになる。

僅か28ppiの差、人の目では見分けられないため問題になることはなさそうだ。

その他、ストレージのベンチマークを計測する「CPDT Benchmark」(Google Playへ)にて3回ずつ計測したところ、僅かにPIxel 6aのほうが読み書き速度が速いという結果になった。

3回のうち1回はPixel 7aのストレージが速いこともあった。

ppiはともかくストレージ速度は個体差もあり、スコアも僅差なので今回の計測結果だけで「Pixel 7aのストレージは遅い!」とは断言できない。

「Pixel 7a」はTensor G1からTensor G2となり、RAM6GBが8GBに増量され、ドコモ5G限定「n79」対応、Qi充電サポート、さらに無印7と7 Proのメインカメラ50MPを超える64MPを搭載するなど大きな進化を遂げた。

さらにFeliCa対応だけでなくマイナンバーも2023年5月11日よりAndroid OSで取り込みマイナポータルアプリ(Google Playへ)から電子証明書として使用可能、メイン端末をiPhoneからPixelへ切り替える時期なのかもしれない。

次回よりPixel 7a向けのMagSafe対応ケース購入レビューやカメラの使い勝手などをレポートしていきたい。

・続き→Pixel 7aのMagSafe化、保護ケースの価格比較
・前回→Pixel7a購入レビュー、特典の保護ケース開封など
・最新のPixel 7a記事一覧

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