「合理的みんなのプラン」へMNP、パッケージ注文と3プラン比較
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日本通信といえば低速回線、そんな強い印象があって二の足を踏んでいた。
しかし、「合理的みんなのプラン」利用者の声を読んでいると昼間の混み合う時間帯でも二桁kbpsになることはないようだ。
そこで僅かに初期費用を抑えられるパッケージ版をAmazonで注文した。
前回は契約中のmineoと「合理的みんなのプラン」を比較したが、今回は「合理的プラン」の3プランを比較して最終的に選ぶプランを決めたい。
「合理的みんなのプラン」へMNPする話。
現在契約中のmineoについては別途レビュー記事を書くとして、今回の「合理的みんなのプラン」には下位と上位のプランが用意されている。
その中では、2023年4月28日にプラン内容を改定した「合理的みんなのプラン」が最も良いと思っていたが、よく見ると3プランいずれも魅力的だった。
3つのプラン、どれがよいか
公式サイトのプラン比較を見ながら、強みを見ていきたい。
(下図の金額は全て税込表示。)
シンプル290プランを考える
最安「シンプル290プラン」は月間データ1GBと少なく、通話無料分なし。
1GB/220円で追加可能でMVNO最安クラスとなる月額290円を実現している。
このプランで重要となるのは「自動課金なのか?」「容量追加は強制か?」という点だが、調べてみるとマイページで上限設定が可能らしく「上限=1GB」とすれば290円以上の請求はないようだ。
ただし、最近のMVNOプランにしては珍しく制限時の速度を非公開にしている。
前回のmineo比較記事でも触れたが128kbps説が多い印象。
仮に容量超過したアカウントに対してルーター側で32kbpsなど強烈な帯域制限をかけたならSNSで「遅い!」という声が飛び交うはず。
そうはならず「128kbpsではないか?」という感想から恐れるほどではないと判断した。
以上のことから、「シンプル290プラン」を契約するとメリットがあるのは下記を満たす利用者と思った。
- 上位プラン1390円以下のデータ容量課金で済む
- 1年を通して電話回線を用いて通話しない
上記を満たしていれば「シンプル290プラン」が最適解。
どちらかというとサブ回線用といった印象が強い。
「シンプル290プラン」の隠れメニュー
実は「シンプル290プラン」には気付きにくい選択肢が用意されていた。
それは全プランで唯一「最高100GBまで追加可能」という点、他のプランは最大30GBまでなのに対して100GBまで追加できるのだ。
日本通信からすれば多くの契約が見込める290円の最安プランで「うっかり100GB使っちゃった作戦」なのかもしれない。
しかし、視点を変えると固定回線を持たず、会社やカフェでの通信が多く、日本通信SIMをWiMAX等の代わりに使用したいユーザーの選択肢になるかもしれない。
もっとも100GB分の課金を前提にするなら、ドコモの正規プランを契約して制限時1Mbpsのほうが安定品質で安いけれども・・・それでも固定費を抑えつつ「100GBまで対応できる」というのは心強い。
20GBプランを考える。
続いて合理的プランの最上位となる「20GBプラン」をチェック。
月額2,178円で月間20GB+無料通話70分で、追加データ容量は1GB/220円と変わらない。
3プランの中間となる「みんなのプラン」が月額1390円のため、差額788円で月間10GBを追加したプラン(1GB=79円)とも言い換えられる。
みんなのプランはお得なのか?追加データ料金をチェック。
例えば「みんなのプラン」(月額基本料1,390円)でデータ容量を追加すると次のような請求額になることがわかった。
- 10GB追加(220円x10回)=2,200円+月額基本料=請求額3,590円
- 05GB追加(220円x05回)=1,100円+月額基本料=請求額2,490円
- 04GB追加(220円x04回)=880円+月額基本料=請求額2,270円
- 03GB追加(220円x03回)=660円+月額基本料=請求額2,050円
最上位「20GBプラン」は月額2,178円、4GBに追加した時点で高くなる。
以上のことから、月間13GBを超えたモバイルデータ通信をするなら「20GBプラン」の方が安くなると言えそうだ。
3プランを比較した感想・まとめ
「シンプル290プラン」は月額290円というMVNO最安クラスが強み。
しかし、残念ながら私は役所や歯医者へ電話する時に「少々お待ちください。」からの5分、7分という課金ストレスに耐えられない。
これまで通りSKYPEで携帯・固定100分=月475円を契約しても通話自体は問題ないが、電話番号の通知非表示とIP電話の品質(楽天モバイルよりは良い)があった。
それに対して合理的シリーズの電話は次のように案内されている。
すべてのプランは通話専用アプリ不要で、スマホ標準の電話アプリから通話ができます。VoLTEでの高品質な通話が期待できます。
通話アプリ不要は強い。
また、日本通信はドコモと同じ電話回線になっているとのこと。音声をサーバー側で変換することもしていないようだ。
次に最上位「20GBプラン」.
外出が多く月間14GB以上の通信(先ほどのリスト参照)をする予定があれば良い選択肢になる。
私は月間3GBも使用しないので対象外となりそうだ。
どのプランを選ぶか
以上、これまで3つのプランを見てきた。
鍵となるのは間違いなく「ひと月70分まで無料」だろう。
それがあるのは「みんなのプラン」から、最近になって月間6GBから10GBへ増量したことからも日本通信としてもアツいプランだろう。
やはり、今回の結論も「みんなのプラン」に辿り着いた。
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なお、Amazonで注文したパッケージは明日届き次第レビューしていく。
オンラインから直接契約も可能だが初期費用3300円となるので注意、またAmazonではレビュー997件の感想が寄せられていた。
→今回注文した日本通信パッケージのレビュー詳細はAmazon販売ページへ
続き→日本通信スターターパック購入レビュー、マイナンバー本人確認とSIM選びの注意点
前回→日本通信「合理的みんなのプラン」はMVNO最適解か、低速通信や費用など