【価格重視】GPS搭載10インチAndroidタブレット5選、スペック比較(2023年6月版)
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その他・中華タブレット スペック比較
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昨日の8インチに続き、今回は2023年6月における10インチのAndroidタブレットを見ていきたい。
2023年になっても中華パッドは当たり外れが多く、例えばクーポン特価7,399円でGPS+RAM4GB+UNISOC SC9863AというAndroidタブレット(レビュー126件はAmazonへ)は割安に思える。
しかし、レビューを見ると「電源が入らなくなった」という声もあった。
その後のサポート対応について言及されていないことから、ライバルショップ(メーカーではない)の嫌がらせやアンチ、勘違いといった可能性もあるが無難にFireタブレットを選べば・・・ということも覚悟して購入する必要がある。
また、キーボードやマウスまでついた11,999円というGPS搭載タブレット(Amazonへ)のように、SoC名を掲載しない中華パッドも意外と見かけた。
そういったリスクを楽しめる場合、この記事が役に立てるかもしれない。
GPS搭載10インチAndroidタブレット5選
GPS搭載の10インチAndroidタブレットを見ていると、4G LTE対応ということもあってが通話目的・サブスマホの代わりという声が意外と多かった。
多くのユーザーは動画視聴を目的としているため、好みの動画配信サービスがあれば視聴可能かチェックすると安心できそうだ。
以下、全機種GPS内蔵モデル。
1機種目:UMIDIGI G3 Tab
「UMIDIGI G3 Tab」は10.1型(1280×800)でRAM3GB+ROM32GB(microSDカード最大256GB)、バッテリー6,000mAh(USB-C)、GPS搭載という構成。
筐体は上図のとおりスマートフォンのような縦持ちを意識した形状で、背面デュアルカメラ風になっているが1つは大きなフラッシュライトというモノボケをする遊び心があるようだ。
また、ディスプレイ面を見るとベゼル幅は狭いとは言えない。
イヤホンジャックあり、デュアルスピーカー仕様、SIMスロットはMicroSIMカードという点には注意。
肝心のSoCはMediaTek MT8766 2.0GHz クアッドコアとなっていた。
Fireタブレット御用達のMediaTek製チップを採用、RAM3GBという点も含めキビキビとしたブラウジングなどは期待しないほうがよさそう。
レビューではサブスマホとして使っていたり、楽天SIMの動作報告、電子書籍リーダーとしての評価などが寄せられていた。
「UMIDIGI G3 Tab」は価格14,900円、そこからクーポンで2000円OFFにて購入できるようになっていた。
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2機種目:Teclast P20S
TeclastからはRAM4G+ROM64GBにMediaTek MT6762を搭載した「Teclast P20S」があった。
上図のとおり、スッキリとしたデザインで「高級感があるファッショナブルな色」と伝えている。
ディスプレイ面を見ると短辺の幅が狭く見えるが、レビューに投稿されている画像を見ると4辺いずれも同じ太さだったので注意。
前回の8インチ版は「Allwinner」を採用していたため後ろ指を指されることもあるかもしれないが、MediaTek MT6762(別名:Helio P22)は最大2.0GHzx8コアで評価も悪くない。
低価格モデルということで解像度は1280×800となってしまうが、microSDカード最大1TB対応やGPS搭載+USB-C+6,000mAhというバランスの良さが目立つ。
「Teclast P20S」は価格12,400円(セール34%OFF時)、レビュー330件の中にはmineoや楽天SIMの運用状況、動画視聴レビューがあったほか、全体的に高評価という印象。
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3機種目:BMAX I10Pro
ここで遂に解像度1920×1200+RAM4GBながらクーポン特化12,990円というタブレット「BMAX I10Pro」が登場。
SoCはUNISOC T310でROM64GB(microSDカード最大1TB)、デュアルNaoSIMでGPSは4衛星に対応、バッテリーも6000mAhと格安タブレットとしては高い水準を保っている。
敢えて弱みを探すと重量530gという点。
上図のように筐体は横持ちを意識した造りとなっていて、カメラは控えめな大きさ。レビュー投稿画像を見る限り、上図のディスプレイ面はベゼル幅は狭く加工されているので注意。
「BMAX I10Pro」は価格14,990円(+クーポン2000円OFF)と安く、レビュー206件を見ると評価の高い投稿が多い印象。
その中には初期不良にあたって星1をつけるユーザーもいるあたり中華パッドらしい端末と言えそうだ。
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4機種目:UAUU T60
これまでは12000円前後だったが、「UAUU T60」はプラス2500円ほど追加してSoCをUNISOC T610にしたモデル。
基本スペックは10型(1920×1200)+RAM4GB+ROM64GB、バッテリー6,000mAhとなっている。
背面カメラが13MPと高め、重量410gと軽く、クアッドスピーカーといった特徴もある。
上図を見ると筐体はスッキリしたデザインで好印象、メタルボディと説明されており側面はフラットで角張っている。
「UAUU T60」は価格15,184円(34%OFFセール時)でAmazonへの登録が57日目と新しい機種のためレビュー37件と少ないが評価は高い。
レビューでは楽天SIMで通話できたことや画面が綺麗なこと、バッテリー持ちが良くないといった評価、ステレオ再生で動画視聴が楽しいといった声が寄せられている。
その他、公式には記載されていないが「Widevine L1」(解像度やHDRの制限がない最高レベルの保護)や「技適あり」という報告(未確認)もあって評価されていた。
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5機種目:HAOVM M10 PLUS
最後は10.1インチ(1920×1200)+RAM4GB+ROM64GB(拡張512GB)+MediaTek MT8183でWiFiモデルながらGPSに対応した激安タブレット。
通常価格は19,999円となっているが、8000円OFFクーポン適用で11,999円と前述の4機種を下回る価格になる。
SoCはFire HD 10 タブレットと同じMediaTek MT8183を搭載しており、大量に出回っているチップのためトラブル時の情報収集も行いやすい。
コストパフォーマンスの代償なのか、上図を見る限り筐体の質感には期待できない。また、スマートフォンのように縦画面を意識しているのも特徴。
そして珍しいことにレビューを見ると長辺のベゼル幅が狭めで、上図の見本と同じような形状になっていた。
Amazonへ登録されていから48日と日が浅いこともあって、レビュー18件と少ない。
その中にはWidevine L3(解像度480p制限)という情報もあったため動画視聴を目的としているなら1920×1200解像度を活かせない可能性がある。
「HAOVM M10 PLUS」の特徴はSIMフリーではなくWiFiモデルながらGPS内蔵で、Fire HD 10 タブレットと同じSoCを採用し、Google Playがプリインストール済み、このスペックで11,999円(底値は10,999円)というところ。
コストパフォーマンスで選ぶなら良い選択肢と言えそうだ。
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GPS搭載10インチAndroidタブレット5選、まとめ
過去にタブレット比較を行なっていた頃には見かけなかったブランドが増えていた。
今回はスペックが良くて価格も割安な「UAUU T60」が最も良いと思う。
次点で「HAOVM M10 PLUS」、スペックに見合わない安さが強み。
「HAOVM M10 PLUS」は、Fire HD 10と同じSoCで安いことからGoogle Playをインストールしたいときに候補となるが、1920×1200を活かした動画視聴ができないのは残念。
前回の8インチ版スペック比較では「Headwolf Fpad2」としたが、「UAUU T30」も大きなマイナス点がなかったことからUAUUブランドは侮れない。
もちろん、実際に使わないと評価できないため「スペックを見る限り」となってしまうけれども。
以上、動画視聴(L1)からカーナビまで対応できる「UAUU T60」もしくは価格重視の「HAOVM M10 PLUS」という結論となった。