8インチ格安タブレット5選、GPSの有無などスペック比較(2023年6月版)

公開日: : 最終更新日:2023/06/13 その他・中華タブレット , , , , ,

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2014年ごろから毎日チェックしてくださっている読者の方から昔のようなタブレット比較記事を読みたいとご要望いただいた。

そんな古くから読んでくださっている方はいないと思っていたので、嬉しさよりも驚いてしまった。いつも読んでいただき、ありがとうございます。

定期的に格安の8インチと10インチの格安タブレットを眺めてはいたので、8インチ版の格安タブレット比較を行っていきたい。

8インチ格安タブレット5選

ここからは各タブレットの基本スペックと特徴、価格から良いと思えた製品を記録していく。

記事中の画像はAmazonアフィリエイト経由で掲載しているため、画像が表示されていない場合はアドブロック等の影響。決してブログへの画像掲載を忘れたわけではない点をご注意いただきたい

1機種目:UAUU T30

日本市場向けブランド「UAUU(ユアユー)」から8インチでは珍しい高解像度1920×1200と4G LTE対応、GPS対応ながら370gと軽量なAndroidタブレット「UAUU T30」(下図)が販売されていた。

(画像)UAUU T30本体

上図のとおり、すっきりとしたデザインで持ちやすそうな8インチ端末となっている。

弱みはRAM4GBではなくRAM3GBという点。

それ以外はSoCがUNISOC SC9863A(8コア)やバッテリー5000mAhと格安タブレットの中では高水準をキープしている。

レビューを見てみると「プレゼントのつもりが自分で使っている」といった声や、高解像度を評価する投稿が見受けられた。

価格は通常15,800円と高いものの、3000円OFFクーポンが適用できるほか、専用ガラスフィルムやケースを同時購入すると10%OFF割引が適用される。

→最新の価格・レビュー383件と紹介ビデオはAmazon販売ページ

2機種目:Blackview Tab6

同じくGPSを搭載した8インチという希少なAndroidタブレット「Blackview Tab6」を見ていきたい。

(画像)Blackview Tab6本体

RAM3GBROM32GB、解像度1280×800、SoCはUnisoc UMS312(T310)を搭載。

端子はUSB-C、電池は5580mAhと少し容量が大きいため、低解像度も考慮するとバッテリー持ちは良いかもしれない。

位置情報はGPS+GLONASS+GALILEO+BEIDOに対応、デュアルNanoSIMカード、microSDカードは最大128GBまで。

以上のスペックで通常価格16,999円。

最近はアプリもイベント等の追加ダウンロードで1回あたり400MBなんてことも多いため内部ストレージ32GB(OS含む)は不安を感じる。

Blackview Tab6を選ぶとしたら通話ができる8インチが欲しい、もしくはGPS搭載8インチが欲しい。さらにアプリはダウンロードしない、動画配信サービスのダウンロード機能も利用しないといった用途になりそうだ。

Amazonレビューは1,361件もあるため、購入前の事前調査は行いやすい。

→最新の価格や製品画像、レビュー詳細はAmazon販売ページ

3機種目:TECLAST P80T

中華タブレットの中でも筐体の質感が安定しているTeclastより8インチでRAM4GBを積んでいる「TECLAST P80T」。

基本スペックは下記のとおり。

  • 画面:8インチIPS(1280×800)
  • SoC:Allwinner A133 (1.8GHz x 4コア)
  • RAM:4GB+4GB(★1)
  • ROM:64GB+microSD最大1TB
  • 端子:USB-C、イヤホンあり、スピーカーx2
  • 筐体:本体サイズ /重量310g(328gという製品画像あり)
  • 電池:4000mAh
  • 評価:596件(星4つ)
  • 通信:WiFi / Bluetooth / GPS非対応
  • 価格:13,000円→セール特価10,965円(Amazonへ)

★1・・・Windowsの仮想メモリのような機能、内部ストレージ64GBの一部を使うため、eMMCはRAMより圧倒的に遅いためメモリ不足対策・動作安定用と思われる。

(画像)TECLAST P80T ブルー本体

8インチ端末は解像度1280×800で十分と思えて、GPS不要なら買いと思われる。

次に気になるのはバッテリー4000mAh。最近の大容量スマートフォン同等以下という点は残念。

microSDカード最大1TBのためダウンロードできるオフライン対応の動画配信サービスを利用すればスマートフォンの電池節約タブレットとして活躍しそうだ。

通常価格は13,000円、特選タイムセールで16%OFFとなる10,965円にて販売中。Teclastというブランドの安心感からかレビュー数も596件と多い。

→最新の価格や紹介動画・最新レビューはAmazon販売ページ

4機種目:OUKITEL RT3

格安タブレットの定義にもよるが「OUKITEL RT3」はタフネス筐体と防塵防水IP68を備えた希少なAndroidタブレット。

  • 画面:8インチIPS(1280×800 / 14.4 : 9)コーニング強化ガラス
  • SoC:MediaTek Helio P22(8コア)
  • RAM:4GB
  • ROM:64GB+microSD最大1TB
  • 端子:USB-C、イヤホンなし、スピーカーx2
  • 筐体:本体サイズ207x134x14mm/重量538g
  • 電池:5150mAh
  • 評価:122件(星4つ)
  • 通信:WiFi / BT / デュアルSIM / GPS対応
  • 価格:24,900円→セール特価21,165円(Amazonへ)

「OUKITEL RT3」最大の魅力はタフネス筐体による最大70度〜マイナス40度まで耐えられる防塵防水IP68、バスルームで熱湯に落としても耐えられそうなタブレットだ。

その一方でUSB-C充電には防水キャップを外す必要があったり、厚み14mmとタブレットホルダーに収まるのかという弱みもある。

また、重量538gのため携帯性という点で選ぶとバッグに入れようとしたら嵩張ったり、重かったりして意外と持ち運ばなくなる可能性が予想される。

もし10インチでも良いというのであれば強力なライバルがいる。

(余談)ワコム・防塵防水なドコモ「arrows Tab F-02K」

ドコモで販売されていた10.1型「arrows Tab F-02K」がROM32GBと少ないが防塵防水・タフネス筐体ながら厚み6.9mmと薄くて441gと軽い。

さらにワコム採用の筆圧検知4096段階スタイラスペン対応、ワンセグ・フルセグ付き、ドコモの周波数をカバー、GPSありという何でもあり2018年製タブレット。

アマゾンでは中古品が16,700円にて販売(Amazonへ)されており、楽天ではゲオモバイルが22,781円で販売(楽天へ)していた。

中華タブレットの弱みは突然の不具合や故障、その点で言えば「arrows Tab F-02K」は安心できるかもしれない。

先ほどのタフネス「OUKITEL RT3」は新品なのでバッテリーという点で安心できるため、何を求めるかといったことになりそうだ。

→「OUKITEL RT3」のレビュー122件や紹介ビデオはAmazon販売ページ

5機種目:Headwolf Fpad2

最後の5機種目はコストパフォーマンスに優れている「Headwolf Fpad2」。

これまでのメーカーに比べて知名度が低いことから販促期間では?と思うほどスペックに対して割安なタブレットとなっている。

8インチ(1280×800)でRAM4GB + ROM 64GB (microSDカード最大512GB対応)という構成、SoCはUNISOC T310(最大2.0GHzx4コア)を搭載し、バッテリー5500mAhと大容量で重量370gと軽い。

端子はUSB-C、イヤホンジャックと実用的。

GPSは”GPS+Beidou+Galileo”の3衛星に対応、4G LTE対応。

(画像)Headwolf Fpad2本体

Amazonレビューは119件、格安タブレットにありがちな「GPS搭載だけど精度が悪い問題」もクリアしている模様。しかし、実物は重くて厚みもあるという声もあるため、その点は覚悟したほうがよいかもしれない。

それでも前述の4機種と比べて圧倒的なコストパフォーマンスを考慮すればダメージは軽い。

通常価格は納得の18,999円、タイムセールで29%OFF=13,500円+クーポン1000円OFFとなっているため最終価格は12,500円と割安と言えそうだ。

→最新の価格と紹介ビデオ、レビュー詳細はAmazon販売ページ

5機種まとめ

これまで5機種を見てきて、最後の「Headwolf Fpad2」が強いと思う。

「Headwolf Fpad2」の弱みを挙げるとしたら解像度が1280×800という点だが、フルHDにすれば値段は上がるし電池寿命は短くなり、SoCの描写が追いつかなくなり体感速度が遅くなる。

解像度だけを下げたのは素晴らしい判断だと思った。

SoCも「UNISOC T310」を採用していて、「Allwinner A133」搭載モデルと比べて(純粋な比較ではないけれど)倍以上のスコアを叩き出している。(参考:Gadgetversus

高解像度を楽しみたいユーザー向けに「ワイヤレス投影機能」搭載という点も抜け目がない。

ストレージ64GB+拡張512GBということでプライムビデオやYouTubeプレミアムの事前ダウンロードで困らず、長期移動時の動画視聴にも使える。

GPS搭載でバッテリー5500mAhと容量も大きくカーナビなどでも活躍するだろう。

このスペックでセール特価12,500円は魅力的。

今回のような記事に需要があれば10インチ版や1万円以下の8インチ比較の記事を引き続き書いていきたい。

P.S.
この度は、記事のご要望いただきありがとうございました。
久しぶりの比較記事だったので2日ほどかかってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。

UPDATE2023/06/13
少しスペックの高い8インチの比較記事を追加。
ワンランク上の8型タブレット2選、RAM4G/フルHD以上でスペック比較

続き→【価格重視】GPS搭載10インチAndroidタブレット5選、スペック比較(2023年6月版)

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