自作ハンドヘルドゲーミングPC「NucDeck」登場、メモリ16GBなど作り方を公開中・動画

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STEAM DeckやROG Allyなど巷ではハンドヘルドゲーミングPCの人気が高まっているが、それとは別に自分で完全にカスタマイズできるオープンソース型のハンドヘルドゲーミングPCがある。

その名前は「NucDeck」、4×4 NUCマザーボードを中心に設計されている。

「NucDeck」とは、自作ハンドヘルドゲーミングPC

この一風変わったプロジェクト「NucDeck」はDaniel McKenzie氏によって過去7ヶ月にわたってYouTubeにて制作工程を公開されてきた。

すでにプロジェクトは完成に近づいており、部品リストと設計ファイル、組み立て手順をGitHubリポジトリに投稿しており、誰でもオリジナルの「NucDeck」を構築できるようにしている。

「NucDeck」について簡単に紹介すると、Intel NUC端末から4×4のマザーボードを取り外して、静電容量式タッチ パネルの 7 インチ LCD ディスプレイと、ゲームコントローラーの一式、そしてバッテリーを用意する。

それらを3Dプリンターで印刷したケースに入れる。

同氏のモデルでは0.96インチのステータス表示ディスプレイもあるという。

「NucDeck」の優れている点はIntel NUCシリーズ(現在ASUSに引き継ぎ済み)の4×4メインボードで動作するよう設計されていることで、自分のニーズを満たすボードを購入することで独自プロセッサを選択可能なところ。

考案者のDaniel McKenzie氏は第7世代Intel Core i5プロセッサとメモリ16GBを搭載した古いIntel NUCでテスト機を制作、現在の標準端末に比べると見劣りしてしまうが1024×600ピクセルの低解像度ディスプレイでは古いゲームを問題なく処理できるだろうとした。

NUCシリーズを選択するメリットとしては、4×4ボードがSODIMMメモリスロットを2つ搭載しており、最大メモリ64GBとM.2 2280スロットを追加できる点だろう。

これらの制作コストはNUC端末や3Dプリンターの有無、DIYスキルで大幅に変わるため、誰にとっても有意義ではないかもしれないが、素晴らしいオープンソースのDIYプロジェクトだ。

Source : GitHub

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