Microsoft Phone Linkで「スマホをPCカメラに」できる可能性みつかる
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MicrosoftがAndroidスマートフォンのカメラを使って、ノートパソコンのWebカメラや動画配信に使用できる準備をしているようだと、海外テックメディアがアプリ内のコードから報告している。
この機能はAppleの連係カメラ（Appleへ）と競合する可能性があると伝えた。
Microsoft Phone LinkでAndroidスマホをWebカメラへ
Android Authorityは現地時間11月29日、かつてMicrosoft Your Phoneとして知られていた現Microsoft Phone Linkについて興味深いコードがあると報告した。
このMicrosoft Phone Linkは、Windows端末からAndroidスマートフォンを制御できるようになり、Mac端末とiPhoneのような連携を目指しているものとみられている。
そして今回、新たな相乗効果としてWindows端末のWebカメラとして使用できるよう取り組んでいる可能性が指摘された。
同メディアはMicrosoft社がリリースした「Link to Windows v1.23102.190.0 for Android 」をAPK解析したところ、AndroidスマートフォンからWindows端末にビデオストリームを提供できるよう取り組んでいることを示唆するコードが含まれていたという。
これは、Webカメラとしても効果的に使用できるとして、当該コードを掲載した。
そのコードに「Webカメラ」という明示的な言及はされていないものの、何らかの形でビデオ通話に関連していることを示していると続ける。
他にも新しい文字列セットではユーザーがビデオストリームにエフェクト効果を適用できるというコードが追加されている。
さらにカメラ効果として「自動フレーミング」も追加、これはAppleの「動き回っても、自分やほかのユーザを常にフレーム内に収める」というセンターフレーム（Appleへ）と同等の機能とみられている。
なお、Phone Linkではカメラアプリやビデオ会議アプリにアクセスできるが、これはスマートフォン上で実行しているアプリをミラーリングしているだけであるので注意したい。
現在QualcommがSnapdragon Seamlessによるカメラ連携機能に取り組んでいて、MicrosoftもSnapdragon Seamlessパートナーに名を連ねているが、今後Phone LinkでQualcommのフレームワークを使用するかどうかは不明だとした。
また同メディアはMicrosoftにコメントを求めたが、Phone Linkページ（Microsoftへ）以外に共有できる情報はないと回答があったという。
Source : AndroidAhuthority
