丸富製紙の5倍巻きトイペ「ペンギン」は買いか、サンハニーと比較

丸富製紙「ペンギン」は買いか

はじめにコストパフォーマンスを比較していく。

これまで何度もサンハニーの素晴らしさは書いてきた。今も4000円台だったら思考を放棄して注文していただろう。ただ非セール時で5,130円、楽天セール時で（ポイント還元分の値上げだとしても）6,960円は高い。高すぎる。

さっそく1メートルあたりの価格を見ていきたい。

• サンハニー：2700m（シングル150mx18R）で価格5130円（1.90円/m）
• ペンギン：4,000m（シングル250m x 16R）で価格3177円（0.79円/m）

サンハニーは最終購入時の価格を、ペンギンは2024/01/24時点の価格を記載している。約2.5倍の価格差がついた。

◇サンハニーの買い足し頻度はどれくらいか

ここで重要な「どれくらい持つのか」について個人的な経験を書くと、楽天の購入履歴を見る限り「サンハニー」（2700m）を約6ヶ月ごとに買い足していた。

一人暮らしでそんなに消費する？とも思ったが、「サンハニー」はトイレだけでなくキッチンペーパーにもなるし、鼻紙やテーブル拭きにも使っていたことを思い出す。

でも便利だからといって紙を浪費しているわけでもない。例えば一度テーブルを拭いた紙を保管しておいて、カレーを食べた食器を拭いてから最後にトイレへ流す。といったこともしている。これは「サンハニー」の厚み、硬さだからできること。

そんな使い方で2700mを半年で使い切っているようだ。

それに対して「ペンギン」は少し薄いように見えた。メーター数は長いものの1回ごとの使用量が多い可能性も考えられる。実際に触ったわけではないので今回の楽天お買い物マラソンで届いたら紙の厚みを比較したい。

一方、人には手癖というものがある。硬くて短く切っても使える「サンハニー」であれトイレではグルグルと巻き取ってしまうことがある。それは他所で薄いティッシュやトイレットペーパーを使ったあとにやってしまうことが多い。

だとすれば、「薄いペンギン」は巻き取りによる無駄を回避できることになる。

仮に「ペンギン」が薄くて大量消費をしてしまうとしても6ヶ月も持てば2.5倍の価格差が威力を発揮する。

これだけで注文しようと改めて思った。

ペーパーとしての違い

「サンハニー」は製品説明でも「水を吸収してもボロボロになりにくい」「ちょっとした拭き掃除にもおすすめ」と強気の言葉が並ぶ。

「ペンギン」は紙の厚さを強調する製品画像はなく「やわらか、しっとり」という記述がある。そのため「サンハニーよりは紙が薄い」と覚悟したほうが良さそうだ。

どちらもパルプ100％。「再生紙タイプ」の生成に必要な大量の界面活性剤や漂白剤は一切使われていないことになる。さらに2つとも清流から作られた国内生産ということを強調しており、衛生面は互角。

次にペーパー芯の有無。「サンハニー」には一般的な芯が入っている。「ペンギン」は芯なしタイプ、消臭機能付きという補足まであった。ペンギン5倍巻きの特設ページを見ると緑茶から抽出した天然由来の消臭成分を使用、最後の巻取り部分に塗布しているとのこと。

紙の強さについては「サンハニー」は逞しいの一言だが、「ペンギン」もレビューを見る限りスーパーやドラッグストアで販売されるトイペにあるような「ホルダーを引いたら千切れた」という報告は見当たらない。

ちなみに5倍のうえには6倍もあるが、ペーパーホルダーに入らなかったというレビューを見かけた。5倍の250mでもギリギリな気がするし、コストパフォーマンスを見比べても5倍250m（125mもあるが割高になる）が最適解だと思った。

丸富製紙「ペンギン」は買いか

丸富製紙株式会社（静岡県）は昭和30年9月に創業し、現在は「トイレットペーパーの未来を変えていこう！」を経営スローガンに掲げている。

「ペンギン」ブランドは誕生から65年以上と長く、特設サイトではアンバサダーの声なども掲載されていた。

パルプ100％で価格差が2.5倍という「ペンギン」を一度は試すべきだと思った。

楽天お買い物マラソン（ポイント最大45.5倍のエントリページへ）が本日（2024年1月24日午後8時）より開催された。数時間後には「5がつく日」（エントリーページへ）も対象になる。

最後に配送。楽天販売ページでは1〜3営業日で発送となっており、さらに個人重視の運送業者ではない佐川急便なので早期到着は期待できない。余裕を持って注文する必要がありそうだ。

さっそく注文したので届き次第「サンハニー」と比較したい。

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