SanDisk初の「4TB」microSDカード発売計画を発表
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Western Digitalが同社初となる4TBのmicroSDカードを披露したほか、最大8TBのストレージを備えたフルサイズSDカードも発売を予定していると明らかにした。
SanDisk、「4TB」microSDカード発売計画
Western Digitalは先週、カリフォルニア州サンタクララで開催したカンファレンス「Future Memory Storage 2024」において、2025年に同社のSanDiskブランドで初となる4TBのmicroSDカード、さらにフルサイズSDカードの8TBを発売する計画を明らかにした。
いずれもSD Ultra Capacity(SDUC) UHS-Iカードで、スマートフォンやゲーム端末、ドローン、カメラ、ラップトップ向けに構築されたという。
理論値の転送速度は最大104MB/s。これは市販のUHS-Iカードにおいて最速ではないものの、大抵の写真や動画撮影に十分な速度だと続ける。
2019年の記事を振り返ると当時は容量1TBのmicroDSカードを発売したことで話題となっていた。
約5年前とはいえ、1TBのmicroSDカードが449.99ドル。時代の流れを感じる。
同社はほかにもデータセンター向けにストレージ集約型アプリケーション向けとする新しい 64 TB eSSD、大規模なデータ ストレージ向けの世界初 32 TB ePMR SMR HDDの紹介もあった。
今回の最大容量を更新するSDUC UHS-I規格は2018年に制定され、理論上では最大128TBまでサポート。WDの計画通りに進めば2025年にmicroSDカードが4TB、SDカードが8TBに到達することになる。今は大容量に見える。しかし、この容量がかつてのフロッピーディスクのように映る日は意外と早いのかもしれない。
Source : Western Digital