中古ハイゼット購入日の帰路で「エンジン警告灯」が点いた話

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

やはり安いのには訳があるのか。

グーネットやカーセンサーで「ハイゼットトラック ジャンボ」を探すと2006年〜2008年式あたりであれば40万円前後で存在していた。それが2012年前後になると70万円に跳ね上がる。そんな状況で2012年式=乗り出し50万円(ナンバー書き換え?の1万円を含む、車検は残り16ヶ月)は安かった。

多走行14.3万キロだった。それでも「軽トラは30万キロなんて普通に乗るよ」といった限界別荘地の地元民から得た話を都合よく信じることにした。

上図は実際に購入した車体。これから塗装しようかと思っていた。

そんなジャンボくん。

実は中古車ショップで受け取り距離にして250キロほどの道のりをいく途中で何かがずっと点灯していた。

それは「エンジン警告灯」だった。

中古ハイゼット購入直後から故障か。

私が購入を検討中、中古車サイトでは同じ2012年式ジャンボが走行距離18万キロでも76万円、+1万円で販売されていた。そのことからも最上位モデル「エクストラ」ではないにしても50万円(オプションの電動ウィンドウ付き)は異様な安さだった。

軽トラックは需要があり、かつ手放す人が少ないので値段が下がらない。

かといって最新S510Pあたりを買おうとすれば基本150万円はかかる。年子の子どもが2人とも大学へ行くので半年ごとに60万円(一人年120万円 x 4年間)を振り込んでいる身としては趣味で加工する軽トラックは中古で良かった。

とはいえ、安全と快適化にはお金を費やしている。

たとえば納車日の帰りに予約していた軽キャン用のロードインデックス高めのタイヤとオフロードなアルミホイールセット=9万円を装備。それからPVCシート=1.2万円とLEDのヘッドライト+オプション球=6000円に交換。ほかにもシートを外して足回りを含めて車内の徹底清掃したばかり、これで廃車にでもなれば目も当てられない。

上図はジャンボに取り付けたBORDAN製のLEDヘッドライト(2960円ほどで購入、レビュー124件はAmazonへ)とLEDポジション球(4個入りで784円、レビュー5,211件はAmazonへ)。

このLEDライトへ変更したら見違えるほど明るくなった。こちらは別途レビューしたい。そんな少しずつの変化に心躍らせていたのに・・・。

それにしても購入直後から「エンジン警告灯」が点いてしまうとは。

「エンジン警告灯」=高額修理か

現在は赤ランプではなく、橙ランプ(黄色らしい)が走行中に点灯するという状況。走行中止を推奨する「点滅」ではなく点灯、エンジン始動直後は消灯する。そのことから緊急性は低いようだが早めの検査を受けるべきだという。

マジか。

「エンジン警告灯」について調べると”O2センサー”が原因であることが多いようだ。2000円前後の計測器を取り付けて自分で材料を揃えて2本交換すれば計測器と部品代込みで5000円ほどで済みそうだ。

しかし、ダイハツに限ってはKF型エンジンで”触媒劣化”というケースが多いらしい。

この触媒劣化は厄介だという。

基本的にパーツの交換になるらしく軽自動車で社外品なら3〜4万円という情報もある。変な修理屋やダイハツに依頼すると10万円前後が請求されたという話も見かけた。

軽トラックは構造がシンプルなので、荷台を取り外してパーツを取り寄せれば自分でも交換できそうだ。

・・・しかし、しかしだ。

今は購入して数日も経過していない状況。

とりあえず購入した中古車ショップへ電話をかけて事情を説明。「保証なし」の車体だったのでクレームではなく、相談ベースで対処方法を尋ねた。

すると、お店に持ってきてほしいという話に。

だが、すでに人を信じる心を失っている私は「修理代で追加収入を目論んでいるのではないか」と思ってしまう。そんな闇を抱えているとは知らない社長から「代車を出す」という提案まで飛び出た。

しかし、ショップへ行くには3速ギアでアップダウンの激しい山道が半分をしめる片道250キロほどの距離がある。代車を出してもらうのも申し訳ない。そこで近所のダイハツに頼むことにすると正直に伝えた。

意外な回答があった。

もしかすると高額修理になるかもしれない。そして、私の負担が大きくなってしまう可能性が高い。購入直後から点灯しているということで「保証なし」ではあるが、社長の判断で「修理費の負担を軽減したい」と思っていると。

高額修理というのは自分が事前に調べた”触媒劣化”による交換だろう。2012年前後のダイハツ車には多いという不具合だ。

修理代は少なくとも5万円、いや代車料金を含めて6万円以上を覚悟した方が良い。

それでも2012年式ジャンボ(おおよそ70万円〜80万円前後)としては圧倒的な安さであることは変わらず、許容範囲内だ。

・・・というわけで急遽、250キロの長旅へ出ることになった。

キャンピングシェルを制作したら各地へ旅するし、慣れないマニュアル運転の練習だと思えば・・・うん、平気。大丈夫・・・だよ?

余談だが限界別荘地の周辺はガソリン単価が平均187円とハイオクレベルに高い。70キロほど山を降りればリッター155円のスタンドもある。この差額に疑問を覚えて調べたところ、どうやら寒冷地仕様の燃料という側面もあるようだ。

近所の最安を探して181円あたりで手を打とうと画策しているが、そもそも無事にジャンボが修理から帰ってくるのやら。

前回→中古ハイゼットジャンボ「EBD-S211P」を購入、選んだ理由

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑