SanDisk、容量1TBのmicroSDカード発売・価格―上位モデル「ExtremePro」も予告
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2019年2月の記事で米国のWestern DigitalとMicronが同年4月より販売を開始すると発表していたが、容量1TBのmicroSDカードをWestern Digitalのグループ会社SanDisk直販サイトで静かに発売していた。
SanDisk、容量1TBのmicroSDカード発売
その昔、Windowsを複数枚のフロッピーディスクに入れてインストールしていた頃は想像もしていなかった未来が手元に届く時代になった。
SanDiskはExtremeシリーズで新たに1TBモデルを449ドルで発売した。その転送速度はリード90MB/s、ライト60MB/sだ。さらに同社は170MB/s、90MB/sの高速な上位モデルExtreme Proバージョンを予告している。
SanDsikブランドの記事を振り返ると2018年2月に400GBモデルを発売、その製品発表は2017年9月だった。それから1年ほどで倍以上の容量となっている。
5Gの時代へ向けて全体的な通信速度も速くなり、ストリーミング再生技術も進化、快適に動画やゲームを楽しめる時代ではあるが、そのコンテンツも大容量化を迎えている。やはりローカルへダウンロードして楽しむという行為は続く。
他にも4Kカメラの増加、フルHDであっても動画撮影することが増えているため、microSDカードの進化は加速しそうだ。
CD-Rが登場して、DVD-Rが現れ、SSDの容量が増えてサーバーなどで採用され始めても、小さな記録メディアの歩幅は狭かったが、スマートフォンや動画配信などで一気にテラバイトの領域にたどり着いた。 先ほどAmazon.co.jpで検索したところmicroSDカード 512GBページ一覧の中には1万円以下の製品もあった。
これまでの流れから考えると倍の1TBなら2万円ほどで落ち着くと思われる。
数年後、この記事をみて「1TBで喜んでた」時代があったのだと知っておいてほしい。MBからGB、そしてTBにPB(ペタバイト)、EB(エクサバイト)、ZB(ゼタバイト)、YB(ヨタバイト)と過去があっての現在だ。
Source:SanDisk