NHKがポップアップ画面の同意で「ネット受信契約」成立へ、解約方法は【検討中】
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NHKが2025年10月から必須業務とするインターネットサービスに関してサービス仮案を公開した。
その仮案にはインターネットでNHKのコンテンツを表示してしまった時に表示される案内に対して同意をしてしまうと受信契約とみなされる仕組みも用意されている。
NHKが誤クリック狙いで「ネット受信契約」獲得へ
NHKといえば10月8日にテレビを設置していない世帯に対してNHKのインターネット配信を利用する受信料額を地上契約と同額の月額1100円とすることを盛り込んだ「NHK契約計画」の修正案を発表している。
下図は発表された資料の一部。
この契約は既にテレビを設置して地上契約・衛生契約を結んでいる世帯には適用されない。そのため、追加費用を支払うことなくNHKのインターネットサービスを受けられる。
NHKは次の3つをインターネットサービスを主力として新たな必須業務として規定している。
- 放送番組の同時配信
- 見逃し配信
- 番組関連情報の配信
これらを2025年10月から本格的に運用すべく取り組んできたという。
放送法には誤った受信契約をしないように防止措置の規定がある。それに対してNHKは「特定必要的配信」で受信契約を結ぶためにNHKのコンテンツが表示される画面で受信契約が必要になる旨の案内を表示、そこにある同意ボタンを押すことで受信契約が成立する仕組みを編み出した。
いわゆる誤クリック狙いである。
NHKによれば一度でもクリックしてしまったら取り消しはできないとのこと。
その理由は受信料制度を毀損することがないようサブスクやフリーライドにもならない方式であることが大前提と主張。民間ネットサービスのような安易に解約できる仕組みにはしないようだ。
それならば「受信契約も紙などによる格式ある手続きが必須」としてほしい。
なお、最も肝心な「解約方法」については【検討中】となっている。
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もともとテレビを設置しただけで月額収入を得られる組織であるため「どう回収するか」しか考えていないあたり非常に興味深い。
本当に必要なニュースはスマートフォンやタブレットで勝手に入ってくるほか、YouTubeのニュース欄だけでも十分すぎる・・・というか不要な情報が多いくらい溢れている。
NHKの下請け営業に強引な契約を迫らせていたもののネット時代で正体が明らかになり、外部委託を終了せざるおえなくなった。それでも発想自体は変わっていないようで誤クリック狙いという古典的な手法を使うようだ。訪問営業からの誤クリック狙い・・・おおよそ次の手段も検討がついてしまう。
Source : NHK（PDF）
