3in1ロボット掃除機は日常で使えたか、ズボラこそ使いたい「SwitchBot K10+ Pro Combo」の追加レポート
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過去に有名メーカーが提供してくれたロボット掃除機を正直にレビューして案件が来なくなった私だが残念ながらそう簡単に「人は変わらない」。だから今回も素直な感想を書かせていただく。
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先日レビューしたSwitchBotの新たなロボット掃除機「SwitchBot K10+ Pro Combo」について、日常で使ってきてわかってきたことを追加レポートしていこうと思う。
まず環境だが、少なくとも数年は空き家だったという風化した築40年に迫る築古物件に住みながらリフォームをしている。そんな状況だから生活によるチリや埃だけでなく、DIYや解体による粉塵まであるロボット掃除機にとって過酷な戦場、もはや汚れの最前線みたいな場所へ投入されたわけだ。
すでに「キレイ派閥」の先輩ソルジャーとしてマキタ社のスティック掃除機が奮闘するも戦況は劣勢、私に至っては諦めモードだった。しかし、新米の「SwitchBot K10+ Pro Combo」の参戦により戦況は一転、マキタだけでなく私まで楽をさせてもらうことに————
中古戸建てリフォームをしている数年間は床の粉塵は当たり前・・・と掃除に対しての意識低下が著しい私だったが「SwitchBot K10+ Pro Combo」のおかげで正気を取り戻せた。どんな魔法にかかったのか書いていきたい。
「SwitchBot K10+ Pro Combo」の追加レポート。
「スティック掃除機の当たり前」を一掃した話。
スティックタイプの掃除機は片手で持てて、気軽に掃除をかけられるということで何台も購入してきた。やれサイクロンが良いとかダストボックスの容量が少ないとか、いやいや紙パックの方が良いといった話を追いかけては比較して悩みながら妥協して選ぶ。
それがバージョン1.0だとしよう。
「SwitchBot K10+ Pro Combo」が切り開いたバージョン2.0は「ステーションが鍵」となる。これ1つであらゆるスティッククリーナーの問題点を一掃(掃除)してしまった。
スティック掃除機の問題点を「まさかロボット掃除機が?」である。
- 【収納場所】充電場所で迷わない
- 【充電作業】常にフル充電済みなので気軽にハイパワーモードで掃除できる
最大41分(180平米)の稼働時間 - 【ゴミ捨て】ダストボックス内は常に回収され、空っぽに
ステーションの紙パックは3Lと大容量、70日に1回でOKとのこと。
いかがだろうか。どれもスティック掃除機あるあるな問題点だと思う。
スティック掃除機を使おうとしたらバッテリー残量が少なくて弱い・・・もしくは使えない。仮に使えたとしても充電不足、フルパワーで使えない。さらにはダストボックスを捨てるのが面倒で吸引力が落ちて・・・なんて体験はないだろうか。
ダストボックスのフィルターに張り付いたゴミで吸引力が落ちてしまって思ったよりフィルターの水洗いや消耗品の交換が多かったり、いつもバッテリー切れというイメージが付いてしまって、やがて掃除機に手が伸びなくなる・・・というのは私だけではないはずだ。————ん? そうだよね。
そんな当たり前のものとして受け入れていたスティック掃除機あるあるを一掃した。
ちなみにゴミ自動回収の際は結構な音がするのでアプリから自動回収をしない時間を指定しておくと日中や留守中に自動回収してもらうことも可能となっている。
もうこれだけでも十分に家電として驚きのアップデートなのだが、それだけではない。
「少しだけ、掃除しようかな」
まさかズボラな私がそう思う日が来ようとは、思わなんだ。
民間魔法「掃除をしたくなる魔法」のお話。
「SwitchBot K10+ Pro Combo」は不思議な魔法を使う。
それは光系と魅了系の2種類に分類される。
ロボット掃除機「K10+」は世界最小クラスと謳うのも納得できるほど小さい。そんな彼が健気にスケジュール通り大広間の吹き抜けリビングを室温1〜3度の中で動いている。小さな筐体(からだ)で。
それに、私は魅了される。
気付けばスティック掃除機を取り出していた。ベルクラネル氏に魔導書(ファイアボルト)をあげてしまったラスボス(原作者談)の気持ちに触れた気がした。K10+ Pro自身はフル充電で最大225平米も掃除できるほどタフガイなのだが、見た目にやられてしまう。
ミニマムは正義。
もう1つの魔法は光系。
これは前回のレビュー記事では比較写真まで掲載してしまうほど「やる気」にさせてくれる。ただ単純に掃除機ヘッドが光るだけなのだが、これは本来コード付きの電気を気にしない掃除機やハイエンドのスティック掃除機が持つことを許された魔法だろう。
太陽光や室内照明では見えないゴミが浮き出ると「そこを歩きたくない」「そこに物を落としたくない」という心理が働くのか、身体が勝手に動いてしまうのだ。
しかもダストカップは空っぽ、フル充電の嬢代打。わがままに「パワーモード」へ切り替えても電池切れの心配はない。そして掃除を終えると「今回のゴミ」(成果)が一目でわかるのも良い。
上図はリフォームで押入れを解体する前に掃除をしている写真。綺麗にしたつもりでもライトを当てると数多くの汚れが確認できた。
そもそもスティック掃除機は便利だけど長いことゴミを捨ててなかったり、充電しても使用するまで時間がかかり再び充電が必要だったりということで結局コード付き掃除機となり、毎回ケーブルと格闘していた。それが終わりを告げたのだ。
少し進化したとか、変わったとかではない明確に掃除スタイルが変わった。
いやはや、iPadでWindowsを動かすとかFireタブレットにLInuxコンテナを入れてサーバー化するといったハックをしてきたが、生活で見過ごされてきた問題点をクリアするのってどんな気持ちなんだろう。素直に憧れてしまう。
今日もスティック掃除機をステーションに戻す際、水タンクを廃して水拭きシート対応に割り切ったことで獲得したA4サイズの収納スペースを見て感嘆する。
「すげぇハックした開発者がいるなぁ」と笑うしかない。
前回のS10も「給排水の自動化」というロボット掃除機を洗濯機のような家電レベルに押し上げる革新で衝撃を受けたが、今回の「K10+ Pro Combo」はさらに「敷居の低さ」にまで達している。ただ購入するだけで手に入る革新という領域へ。かつてのスマートフォンを見ているようだ。
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そんな「SwitchBot K10+ Pro Combo」は現在、新製品発売記念キャンペーンを開催している。公式サイトで特別価格99,800円となっているところへ追加値引きで特価74,850円に。
さらに公式サイト限定だが購入者に対して5,940円相当のアクセサリーを1つ無料プレゼントしている。
キャンペーン開催期間は本日2024年11月18日から12月6日まで。
またAmazonでも販売が開始されているので、定期的にチェックすれば製品が届いたユーザーがレビューを投稿していくので新たな使い方や綺麗に使う方法といった掃除機関連でお馴染みのカスタマイズを知ることができると思う。
最新の在庫状況と販売価格は下記リンクより確認できる。
→SwitchBot公式サイトの「SwitchBot K10+ Pro Combo」販売ページへ
→アマゾン直営店の「SwitchBot K10+ Pro Combo」販売ページへ
(前回の話)
スティック掃除機の問題点を強みに変えた|2台が1つになった最新機種「SwitchBot ロボット掃除機K10+ Pro Combo」導入レビュー