軽くて平らなスマホストラップ「UnnFiko For iPhone」購入レビュー、おすすめの使い方

公開日: : 周辺機器 ,

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夏の軽装でポケット不足に陥っていて、急遽スマホを首掛けできるストラップ「UnnFiko For iPhone」を購入した。

先に感想を書くなら「QOLが向上した」となるだろうか。

もちろんマイナスポイントがないわけではない。たとえばストラップを通すためのパーツが飛び出しているといったことが挙げられるが、それを超える強みがあった。

私のように寝室やキッチンへ移動しても空き時間にスマートフォンを手に取るようなユーザーであれば、「スマホを取り出す」という行為が大幅に簡略化されて驚くと思う。

さらに言えば、今までポケットから取り出したり、どこかに置いて落としたりしていたことが信じられないくらい非効率だったことに気付くかもしれない。

そんなことを思い知った1日目の感想をレポートしていく。

「UnnFiko For iPhone」購入レビュー

はじめに「UnnFiko For iPhone」の購入理由にもなっている首掛けストラップに求めた機能、それらは満たせているのかについて見ていきたい。

✅ストラップは寝転がったり、背もたれに当たっても痛くなかった
✅薄いストラップで軽量さを選んだから首や肩に負担がなかった
✅長さを調整できるから好きな位置に合わせられた+紐が遊ばないタイプだから邪魔にならなかった。
✅クランプ部分を金具ではなく厚めのプラスチックにしたのに邪魔にならなかった
✅MagSafeモバイルバッテリーを装着して移動しても落ちなかった(対応ケース付き)

首掛けストラップで最も重要な「紐」の部分は満点と言える結果だった。

細い革の紐なども過去に試してきたが、なんだかんだでフラットな肩紐が最強だと思う。重い荷物を持つ時と同じように長時間スマホを掛けていてもストレスにはならなかった。MagSafeモバイルバッテリーを装着すると「グッ」と下へ引っ張られる感覚はあるが、それでも「細い紐」「丸い紐」なんかに比べれば雲泥の差だ。

それとストラップ部分でこだわった「紐の余り部分が遊ばない」ことも良かった。今回のフラットタイプは長さを調整しても1重か2重になるだけのシンプル設計なので「思わぬ引っ掛かり」が発生しない。

このバッグ関係では紐をおしゃれな「動く装飾」として捉えた製品も少なくない。

しかし、エスカレーターやエレベーター、電車の開閉部分といった箇所に吸い込まれるという事故も発生している。よほどファッションにこだわりがない限りシンプルな紐収納を選んだ方が良いと思う。

次にストラップで重要なパーツとなるクランプ部分。

このジャンルでAmazonレビューの上位に来る不具合・不満レビューは、大抵がクランプ部分の破損だった。

このクランプ部分が最も壊れやすい箇所となるが、なぜか細い金具の装飾を採用している製品が多く「UnnFiko For iPhone」のような形状は意外と少ない。

ご覧のとおり、「UnnFiko For iPhone」のクランプ部分は華奢な金具ではない。本格的なクランプというわけではないが、必要十分だと思っている。

何よりUSB-Cポート付近にて1点集中で支えるような高リスクな設計ではない「2点分散型」に魅力を感じた。

だが、しかし。

上図のとおりスマホケースから輪っかが飛び出していて、決してエレガントとは言えない。

これは使いにくいのではないかと購入前に悩んだものだが、それも杞憂に終わった。なぜならストラップをつけた時点で「接続部は邪魔になる運命」だからだ。

つまり、輪っかが飛び出ないタイプであってもケース統合型であろうとも、クランプ部分がある以上は「ゴチャゴチャしてしまう」ということになる。そのため上図のように突起物があってもクランプの前では些細な存在になる。

そうは言っても縦型のスマホホルダーを使うといった特殊な使い方をしている人は注意すべきだろう。まぁ、そんな使い方をする人は事前に調べるはずなので、言うまでもないが「うっかりさん」という人種が存在するので敢えて書かせていただく。

続いて、保護ケース。

ちょうど保護ケースがなかったので、重宝している。それに実物を手に取ると一般的なTPUケースとは少し異なっていることにも気付いた。

Amazonなどで販売されている透明なTPUケースの多くが注力しているのは「薄さ」「黄ばみがでない」「滑り止め」「指紋防止」といった在り来たりなワードだと思う。

しかし、首掛けストラップ向けTPUケースは違う。

なんといっても落ちる前提で作らなければならないから前述の「よくあるワード」より優先する項目がある。

つまり「防御力に全振り」なのだ。

どこかの なろう小説になりそうなワードになってしまったが、背面パネル側もフチを突起させるなど落下衝撃を直に伝えないように設計されている。

もう「薄さ」とか「デザイン」とかよりも四隅の角を分厚くしたり、ディスプレイ面の周囲を高くするといった「痛いのは嫌なので」とでも言いそうなケースに仕上がっている。

ただ、それゆえに困ったこともあった。

先ほど背面パネルのフチが突起していると書いたが、MagSafeモバイルバッテリーが少し干渉してしまう問題が発生していたのだ。しかし、MagSafeのマグネットが強いこともあってぶら下げても特に落ちるような不安定さは感じなかった。

実際に丸一日 使った感想、まとめ

スマートフォン依存症なのかはわからないが、山奥では非常灯としても使えて調べ物、情報収集、連絡手段にもなるので見失うわけにはいかないため、肌身離さず携帯している。

そうなると寝転がったり、デスクワープ中にも装着している機会が増える。

このときに前述のフラットなケーブルが活躍した。

上図のように長さ調整のパーツはあるが、向きを工夫すれば背中は完全なフラットになるので問題ない。

ただストラップの掛け方によっては使い勝手が大きく損なわれてしまうことがわかった。

どのスタイルがよいのか問題

スマートフォンの首掛けストラップ販売ページでよく見かける「首から前に下げるタイプ」はよくなかった。いわゆるIDカードのような感覚、ネームプレートのような単純に前へ下ろすタイプだ。

前回の記事で取り上げたUSB-Cケーブルがストラップになる製品の画像だが、上図の左上が「首から下げるスタイル」に該当する。

これの何が良くなかったのかは実際に試せば一発で「あー、なるほど」となると思うはずだ。

先に書かせていただくと「少しでも前屈みになると意外と重いスマホが前へグイーンといって何かにぶつかるか、ぶつからなければ戻ってきて胸骨などにぶつかってくる」というわけだ。

スマートフォンへのダメージに留まらず、自分への肉体的ダメージまで発生してしまう最もお勧めできない掛け方だと思う。スマートフォンが重ければ重いほどダメージが増えるので注意したい。

そこでお勧めなのが「斜めがけスタイル」だ。

一般的にショルダーバッグやサコッシュで採用している人が多いと思う。

このスタイルにすると前屈みになろうとも座ってもスマートフォンが前方で飛び出したり、自分の元へ勢いよく帰ってきたりしない。大抵のシーンにおいて脇腹に張り付いているような感じになる。

しかも脇腹に密着することで重さが肩と分散されるのでシンプルな首掛けより軽く感じる。もっともブランブランと振り回されるから首掛けは余計な圧がかかっているように思う。

そのまま寝転んでも脇腹にあるスマートフォンが隣にパタリと倒れるので、首掛けの時にある胸や腹にスマートフォンがあって、少しでも動けば左右に落ちるという微妙に神経を使う状況にならないのも良い。

そう考えるとAmazonで販売されている「短めの首掛けストラップ」を選ばなくて良かったと負った。実は「軽さ重視=短い紐」という仮説で調べていた時期があったのだ。

他にも「斜めがけ」なら座った時に座高とストラップ長を合わせることで一緒に椅子へ着地してくれるので着席している間は肩への負担をゼロにできるのも良かった。

そんなわけで初日はストラップを常時かけているという違和感はあったものの、時間の経過とともに違和感は解消され、キッチンに立った時や玄関で応対するときも自然とスマホが手元にあるということの便利さを再確認させられたという印象。

そんなわけで「QOLが向上した」という感想となった。

MagSafeモバイルバッテリーを装着しただけで重く感じたので、前回の記事で検討したような様々なアイテムを取り付けられたり、何かと兼用したり、USB-Cケーブルがストラップになるような二兎を得ようとしないほうが良いと思う。

→レビュー37件や製品動画などはAmazon販売ページ

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暑いのでスマホ首掛けストラップ注文、USB-C式や金具など選ぶ際の注意点

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