(2025年10月発売予定)世界初200W単結晶フレキシブル「BougeRV Arch Proソーラーパネル」の価格とスペックが公開
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アウトドア製品を展開するブランドBougeRVより2025年10月に新たなソーラーパネル「Arch Proソーラーパネル」が発売される。

同社によれば「世界初の200W単結晶フレキシブルソーラーパネル(バイパスダイオード搭載)」という大きな特徴を抱えた最新モデル。
同社の挙げる5つの特徴や送付いただいた製品資料(暫定版)から製品スペックを見ていきたい。
また、「BougeRV Arch Proソーラーパネル」のレビューも行わせていただくことになっているので、それを踏まえて、どういった用途にあうのか確認していく。
「BougeRV Arch Proソーラーパネル」とは
はじめに「BougeRV Arch Proソーラーパネル」の持つ5つの特長について確認していきたい。
- 安定した電力供給:革新的なバイパスダイオード技術。日陰でも心配なし
- 業界トップクラスの発電効率:次世代N型TOPCon技術で変換効率25%を実現
- 電力ロスを大幅低減:16バスバー先進設計で発電ロースを最小化
- 多様な設置方法:取り付け穴・粘着テープ・シリコン接着剤で設置可能
- 長寿命と安全性:耐熱性が高く、ホットスポット現象を防止
上記の内容を資料で簡潔に示した画像は下記のとおり。

フレキシブルなので様々な場所に適合し、かつソーラーパネルの大敵である雲や木々の葉っぱといった流動的な「影」による発電力低下を抑えられるのが強み。
この影に強いという特性は以前レビューした現行モデルでも発揮されていたが、それをアップグレードしたという印象を受けた。
性能が良いソーラーパネルということがわかったところで、実際の設置についての問題がある。平たく言えば「自分の環境で使えるのか」という話。これが重要だ。
BourgeRVの資料は設置方法についても言及していた。

フレキシブルソーラーパネルということで突風などで吹き飛ばされないかと心配になるが、取り付け穴と粘着テープ、シリコンシーラントのような接着剤で設置できるという。

次に防塵防水規格はIP68準拠、耐風と積雪にも配慮されている。
ここでメーカーより採用イメージを預かっているので見ていきたい。
まずは自動車の屋根に積載したイメージ。

走行充電器を使わなくてもポータブル電源に接続することでライトなキャンプでは活躍できそうだ。ただ余計なことを書かせていただくとポータブル電源を自動車に積み込むときは車内の熱気を遮断できる場所を確保しないと危険なので注意していただきたい。
そういう意味も待って私は軽キャンで断熱材に覆われたシェル制作を選んだ。そこまでしなくても断熱材を使ってポータブル電源を隔離するだけでも良いと思う。

もう1枚の利用シーンは、ベランダ。
これは最も手軽に採用できるイメージがある。災害時に長く停電が続いた時などに威力を発揮するだろう。
フレキシブルとしては最大270度まで湾曲できるとのこと。これであれば多少のアーチがあっても取り付けできそうだ。
続いて、製品スペック。
| BougeRV Arch Proソーラーパネル スペック | ||
|---|---|---|
| 項目 | 100W | 200W |
| 出力 | 100W | 200W |
| 本体重量 | 約2.1kg | 約3.6kg |
| 寸法 | 約974×612×2.5mm | 約1345×785×2.5mm |
| 定格電圧 | 32.4V | 31.1V |
| 定格電流 | 3.1A | 6.4A |
| ソーラ―セル | N型TOPCon 25%効率 | |
| バイパスダイオード | 2つのハーフカットセルごとに1つ配置 | |
| 出力ポート | MC4コネクタ | |
| 保証期間 | 5年間 | |
| 認証 | CE、RoHS | |
◇◇◇
フレキシブルタイプのソーラーパネルは、その作りからハードなカバーがないことから破損というか壊れやすい印象を持ってしまう。しかし、保証期間が5年間と長く設定されている。
初期不良を含めて返送や再配送といった手間、時間を考えるとノーブランドより安心だけでなくタイパが優れているように感じた。
上記の表でチェックしておくべきポイントは「定格電圧」「定格電流」の2つ。私の場合でいえば軽キャンのサブバッテリーとして走行充電器を使っているが、そこに接続できる電圧・電流には限界値が設定されている。
もちろん昇降などで対応することもできるが、本体重量のことも考えると適正なモデルを選ぶことが必須となる。走行充電器(ソーラーパネル対応モデル)にとってオーバースペックであれば素直に100Wモデルを選んだ方が軽くなり、場合によっては軽キャンの天井に2枚貼って1枚を走行充電器、もう1枚をシンプルに100Ahなどのポータブルバッテリーへ繋ぐといったこともできる。
そのため、単純に200Wモデルが優秀! という話ではなく100Wx2枚にして別々のポータブル電源を充電するといった運用方法や自分がもつ機器が対応できるモデル選びが重要。
「BougeRV Arch Proソーラーパネル」の発売日、価格
最後に「BougeRV Arch Proソーラーパネル」の発売日(発売時期)については2025年10月を予定しているとのこと。
小売り希望価格は100Wが税込17,980円、200Wが税込31,980円を予定。
上記の発売時期と予定価格は今後調整される可能性がある点には注意したい。
同社より実機が届き次第、レビュー記事へのリンクを追記予定。

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。





















