Pixel3aなど古いスマホを活用!最新OS「Ubuntu Touch 24.04-1.0」リリース、できること・変わったこと
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かつてCanonica社によって開発されてきたUbuntuベースのモバイル向けOS「Ubuntu Touch」が有志チームUBPortsによって細々と続けられているが、ついに「Ubuntu Touch 24.04-1.0」をリリースしたようだ。
「Ubuntu Touch 24.04-1.0」リリース
今回のアップデート版は2024年からデスクトップPC向けに提供されているUnbuntuの長期サポート版のUbuntu 20.04 LTSビルドをベースにしている。
よって「Ubuntu Touch 24.04-1.0」は同チーム初のメジャーアップデートとなるようだ。
「Ubuntu Touch 24.04-1.0」でできることを見ていく。
- UIのライトモードとダークモードに対応
- USBモードの切り替えサポート(充電のみ、ファイル転送、USBテザリング)
- 電話アプリにおいて大画面デバイスへの描写拡大をサポート
- Ubuntu Touchロゴの刷新
上記の他に個人情報の暗号化といった細かなアップデートも含まれている。
UBPortsチームによればて「Ubuntu Touch 24.04-1.0」ではGoogle Pixel 3aやOnePlusといった枯れたスマートフォンをサポートするという。
つまり押入れや引き出しに眠っているスマートフォンがLinuxディストリビューションとして蘇り、Google Playに囚われず、LinuxベースのカスタムROMで楽しめることになる。
残念ながらUSBポートが古い規格のままだと思うので、USBテザリング以上のことはできないかもしれない。仮に変換アダプタ経由でLANポートを増設したり、WiFiを活用した仮想ルーティングが行えるなら、キャッシュサーバやApachを起動したWEBサイトのテスト環境を構築できるだろう。
まぁAndroid端末でもできないことはない。
物理SIMスロットがデュアルであればロードバランサ的なこともできるかもしれない。
開発言語の幅が広がるので音声回線を2つにして、自動音声窓口みたいなこともできそうだ。
下図の動作イラストを見る限りスマートフォンよりも画面の大きなタブレット端末を使って簡易的な事務デバイスとして使うといったことが現実的かもしれない。

Source:ubports

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。




















