ANKERのモバイルバッテリーやスピーカー4製品で発火、自主回収を発表

公開日: : 周辺機器 ,

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アンカー・ジャパン株式会社は10月21日、モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」の1製品とスピーカー「Soundcore 3」など3製品について一部が電池セルで不備があったとして自主回収を発表した。

今回、国内で発火する事象が発生したことで原因を調査したところセル製造の委託先において製造過程で特定機関に異物が購入した可能性があるまま出荷されていたという。その状態で使用すると電池セルの内部短絡が発生する可能性が判明したとしている。

ANKER自主回収の4製品について

それでは自主回収の対象となっている製品名と製造型番をチェックしていきたい。

Anker PowerCore 10000

カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、レッド
製品型番:A1263

Soundcore 3

カラー:ブラック、ネイビー、レッド、グレー
製品型番:A3117

Soundcore Motion X600

カラー:スペースグレー、ブルー、グリーン ※ホワイトは対象外
製品型番:A3130

Anker PowerConf S500

カラー:ブラック
製品型番:A3305

ANKER製品は危険なのか

今回は発火した事象が確認されたことで発覚、製造サプライヤーが混入の可能性を認めたことで自主回収へ至った。過去にはSwitchBotなどもトラブルが報告されている。

それではANKERやSwitchBotを買わない方が良いのか。

個人的には「自主回収や発火を発表するだけマシ」だと考えている。同様の事例がノーブランドの中華モバイルバッテリーなどであった場合、おそらくシレッとAmazon販売ページを消していなくなるだろう。また、連絡しても無視あるいはわけのわからない回答で購入者が諦めるといった感じ。Amazon側も出品アカウントを削除するといったことくらいしかしないと思う。

外人が「ニホンゴ、ワカリマセン」と嘯くのと同じで話をしたがらないだろう。

そのため「リコールなどを発表する会社」を選んだ方がリスクは低いと考える。わずか1000円程度安いからと購入して家が全焼してしまうのは本末転倒、もちろん混入などがないのが理想だがパナソニックなど一流メーカー製品ともなれば監視カメラでも1台20万円からなどとなる。そういう意味ではANKERやSwitchBotなど中間を担うメジャーブランドは価値がある。

ただリコール情報のチェックは欠かさない方がよい。

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