リチウムなモババ火災を防ぐ、安くなったリン酸鉄モババを探した話

公開日: : 周辺機器

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軽キャンのシェルが完成しつつあるなかで自然と意識が向くのは車両火災だ。

ふと見渡せばモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンといった製品は衝撃や高音で爆発して火柱を立てる「リチウムイオンバッテリー」ばかりだった。

ポータブル電源は火災リスクの低い「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」に切り替わっているので油断していたが、モバイルバッテリーなどは小さくても普通に高火力なのでフラックフライデーへ向けてリン酸鉄バッテリーを探しておこうと思った。

ちなみに東京消防局によるリチウムイオン電池搭載製品の出荷危険数(令和5年)ではスマートフォンの17件を抑えてモバイルバッテリーが44件と突出していた。

どれくらい身近な存在となっているのかも知りたい。

安くなったリン酸鉄モババを探した話

アマゾンで何気なくリン酸鉄のモバイルバッテリーを探してみると意外と多くの製品がヒットして驚く、やはりというかノーブランド品もあるが、エレコムといった会社からもリリースされていた。

エレコム モバイルバッテリー 大容量 急速充電 12000mAh USB PD対応 20W リン酸鉄 2台同時充電 出力2ポート (Type-C/USB-A) 入力(Type-C) 【 iPhone 16 15 14 / iPad/Android 各種対応】 ホワイト DE-C39-12000WH
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製品画像でもリン酸鉄に言及していて安心できる。

  • 電気自動車にも使われていること
  • 従来のバッテリーに比べて約2倍の高寿命
  • 重放電サイクルが1000回と多いこと

ポータブル電源などのような4000回などには届かないが、モバイルバッテリーの発火リスクを抱えて、さらに回収ボックスまでの回数が増えることを考えるとリン酸鉄に変えた方が良いと改めて思えた。

しかし、まだ割高という印象。

少し前は通常のリチウムイオンバッテリーでも6000円とかで販売されていたので電気自動車クラスの安全が買えると思えば安いのかもしれない。

オウルテック モバイルバッテリー 20000mAh PD60W入出力対応 残量表示 3台同時充電 Type-C入出力 / Type-A出力 ブラック OEC-LPB20017-BK
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リン酸鉄のモバイルバッテリーはノーブランドを除いて星評価の平均値が高いという印象を受けた。

オウルテック製品は最大60W出力、最大3台の同時充電、パススルー充電と昨日も豊富。1000円OFFクーポンがあるのも嬉しい。

MacBookAirだけではなくノートパソコンも充電できるクラスのモバイルバッテリーということで実に優秀な製品。なぜレビュー件数が少ないのか不思議だ。これは買いかもしれない。

HAMAKEN WORKS 燃えない モバイルバッテリー 10000mAh 暑い夏でも安全な耐熱80℃ 世界初 高性能準固体電解質採用 SSPB(Solid State Power Bank) ジョヴィバッテリー USB-C/USB-A 秋葉原発 4倍長寿命 高い安全性 HW-SSPB100SGN(ピンクゴールド)
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HAMAKEN WORKSという企業を知らなかったのだが、調べてみると秋葉原で創業した浜田電機によるオリジナルブランドとのこと。つまり日本企業だ。

「燃えないバッテリー」ということでリン酸鉄の上をいく”準固体”バッテリーとなっている。

もはや液体ではない。

記事冒頭で触れた東京消防局の情報は上記デバイスの販売ページに掲載されていた内容だ。他のデバイスが発火した件数も掲載されているのでチェックしておくとリン酸鉄への切り替え優先度が視覚化できるかも。

準個体電池は動作温度や保存温度の範囲が広く、かつエネルギー密度が高いという特徴まで備えている。そういう意味では数が少ない準固定を信じて集めるというのもありなのか。

ただリン酸鉄に比べて情報が少ない。

私としては対処法や事例が豊富な「リン酸鉄で様子見」しようかと考えている。

なお、リン酸鉄で探している頻繁に「グリーンハウス」というブランドの製品がヒットした。かなり安く提供している。しかし、星評価が2.6など軒並み低いのでお勧めしない。でもヨドバシで販売している不思議。

意外だったのはANKERやCIOといった最先端を行っている風のメーカーがリン酸鉄モバイルバッテリーを販売していないことだった。

また、小型ポータブル電源でもシレッと従来のリチウムイオンバッテリーのままだったりする。

EcoFlow RAPID Pro 3-in-1モバイルバッテリー 10000mAh 67W【急速充電/モバイルバッテリー+折りたたみ式ACプラグ+USB-Cケーブル一台三役/大容量/2台同時充電/コンパクト設計/残量表示/過熱防止/iPhone、Android、PC、タブレット、ゲーム機、スマートウォッチ等各種機器対応/機内持ち込み可】
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ポータブル電源界隈で名の知れたエコフローでさえ、リン酸鉄で検索して最初に登場する製品が上記アイテムだった。

製品説明や画像で電池には触れておらず、充電サイクルの回数もないことからリン酸鉄ではないのだろう。表示義務はないのかもしれないが最新モデルで危険なリチウムイオンを採用するのはさけてほしいところ。

BougeRV ポータブル電源 小型 軽量 240Wh リン酸鉄 ポータブルバッテリー ポタ電 2.85Kg コンパクト 持ち運び便利 純正弦波 100WUSB-C口 パススルー 長寿命 充放電サイクル3500回以上 5つ出力ポート USB/AC/シガーソケット 急速充電 ワーケーション バイクキャンプ 車中泊 アウトドア 停電対策 防災グッズ 非常用電源 JuiceGo
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そういう意味では以前レビューしたBougeRVの小型ポータブル電源は最先端なのかもしれない。

このデバイスを見て思い出したのだが、先日からレビューしているポータブルFFヒーターの電源として使えることをメーカー担当者が伝えてくれていたことを思い出した。

なるほど発火リスクの少ないリン酸鉄バッテリー+ポータブルFFヒーターは画期的だ。2回もレビューを書いていて全く触れていなかったが、画期的な組み合わせだと思う。

なぜレビュー記事に書かなかったのだろうか。

しかもシガーソケット電源が使えるので12V直結となりAC変換ロスがない。テントやガレージなどでの臨時使用にも使えそうだ。

これは3回目のレビュー記事を書いた方が良いかもしれない。

———とりあえず。

リン酸鉄モバイルバッテリーはエレコムとオウルテックあたりが良さそうだ。

・・・と思ったらヨドバシで3980円と安いリン酸鉄バッテリー「MB-LS10000」(ヨドバシへ)があった。

ん?

これでいいんじゃね。

念の為、株式会社エアージョイでモバイルバッテリーの口コミを探すも数が少ない。その中にヨドバシで1件あった内容はPixelスマートフォンが充電できなかったという話。

うーん、やはり最新技術は大手のエレコムやオウルテックが安全か。

 

 

 

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