新型Nexus 7 (2013)搭載の『SlimPort』とは何か、MHLとの違い他
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Google Nexus7
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新型Nexus 7 (2013) が出荷されて各所でスキャンされていますが、到着前に『SlimPort』という規格について記録したいと思います。
『SlimPort』とは何か、MHLとの違い他
『SlimPort』(スリムポート)は、米Analogix Semiconductor社が開発した携帯デバイス向けの高速映像伝送用の規格、対応機器のmicroUSBポートからディスプレイ出力が可能となっています。
一般的なUSBポートは、ディスプレイ出力を行えませんが、『SlimPort』対応のUSBポートであれば外部ディスプレイに出力が可能となり、1080p/60Hzの動画再生、3D対応となっています。
ただし、利用には対応製品が必要で、同社から対応製品として、給電機能を備えたHDMI変換アダプタ(SP1002)と、HDMIケーブル(SP1101)の2種類が発売されています。
SlimPortから出力できる規格
- HDMI
- VGA
- DVI
- DisplayPort
MHLとの違い、比較
競合規格「MHL」と異なる点として電源供給が不要が挙げられています。
これの何が素晴らしいかというと、SlimPort用の変換アダプタを使用すると1つのポートで映像出力と充電が同時に可能となるようです。(QH55/Jは非対応)
実際に出力するには「HDMI変換アダプタが必要」という点は共通です。
2013年7月時点、『SlimPort』対応のスマートフォンは「Nexus4」1台、タブレットは「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」と「新型Nexus 7」の2台が確認されているようです。
今後、ワイヤレス充電とともに普及するかもしれませんね。
Source : Wikipedia