ソニー、レノボと提携し海外向け『VAIO』を展開か
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NHKは2月1日、ソニーがパソコン事業において、中国レノボと海外向けの合弁会社を設立する交渉に入っていると報じました。
ソニー、レノボと提携交渉へ
NHKによると、ソニーは『VAIO』など主力のエレクトロニクス事業が2年連続で赤字となっており、パソコン出荷台数で世界シェアトップのレノボが持つ部品調達力を獲得し、競争力を補う狙いがあるとして、交渉を急いでいるとのこと。
また、国内向けパソコン事業は投資ファンドから出資を受けての新会社設立を検討しており、国内外ともに『VAIO』ブランドを継続していくと伝えています。
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VAIO Type P ユーザーとしては、ソニーの小型VAIOタブレットを心待ちしていますが、現行のシンプルなWindowsタブレットでは違いを明確に打ち出せずLenovoやASUSのような部品調達力があるメーカーの前では割高感ばかりが目立ちそうです。仮に日本メーカーが高解像度や地デジ対応、Felica搭載、指紋認証、高機能カメラと日本独自の機能を付けたところで、海外の幅広いユーザーに高機能で高価格なWindowsタブレットが歓迎されるとは思えないので、海外向けはレノボと一緒に「VAIO」ブランドを活かした海外展開という道が良いと思います。幸いにも国内向けは別途新会社ということで、部品調達がレノボとはいえ国内製造であればユーザーが抱くであろう何らかの不安は拭い去れそうです。
それにしてもLenovoはGoogle Nexusシリーズに参加するという噂やMotorola買収、そしてVAIO。恐るべし。
Source:NHK
(追記)
NHKの報道に対しソニーがニュースリリースを発表しました。
ソニーは「2014年2月1日付の一部報道内容に関して」と題した中で、「PC事業に関する当社とレノボ・グループの提携に関する報道は事実ではありません。」と否定しています。