三菱がAndroid Auto/Apple CarPlay両対応の車載ディスプレイ発表、パジェロ 2016で搭載へ
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周辺機器 Android Auto
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三菱自動車がGoogleの「Android Auto」とAppleの「CarPlay」に対応した車載ディスプレイ「Smartphone Link Display Audio」(スマートフォン連携ディスプレイオーディオ)を2015年夏に発売予定の欧州向け2016年モデル『パジェロ』で搭載すると発表しました。(画像は2016年モデル『パジェロ』のプロトタイプ)
パジェロ 2016はAndroid Auto/Apple CarPlayに対応
スマートフォン連携ディスプレイオーディオは、AndroidまたはiPhoneをUSBケーブルでダッシュボードに組み込まれたディスプレイに接続することでタッチや音声による操作が行えるようになり、ナビゲーション/電話/メッセージ送受信/音楽といった情報にアクセスできる車載ディスプレイ。
地図情報はスマートフォン側で最新状態を保つためユーザー側で地図を更新する必要はないとのこと。
Android Autoの特徴
Android Autoは自動的にユーザーに役立つ情報を集めてシンプルなカードに整理、必要なときだけ表示するシステム。(Android5.0 (Lolipop)以上で対応)
地図やナビゲーションは「Google マップ」の音声ガイドやリアルタイムの交通情報、車線変更ガイドといったサービスを利用可能。
音楽(日本は未対応)
Google Playミュージックを利用することでカスタムプレイリストを再生するなどストリーミングを楽しめるとしています。
音声で操作
タッチ操作に加えて音声による操作が可能、すべてを声で素早く簡単に行えるとのこと。
アプリが利用可能
車内でも好きなアプリやコンテンにアクセスできるようです。
Apple CarPlayの特徴
Apple CarPlayは車の中で安全で、より優れたiPhone操作を行える手段として紹介されています。(iOS8以上で対応)
地図機能はルート案内といったナビゲーション機能のほか、メールやテキストメッセージ、連絡先、カレンダーなどにある住所から行きたい場所を予測することもできるようです。
電話機能
「Siri」によって電話をかけたり、かけなおしたり、留守番電話を聞くといった作業が行えるとのこと。
メッセージ
「Siri」がテキストメッセージを送信、受信した内容を読み上げたり返信することも可能。
音楽
「Siri」に頼めば好きなアーティストや曲、プレイリストにアクセスして音楽を楽しめます。
三菱自動車は搭載車種・地域を順次拡大する予定
三菱自動車はスマートフォン連携ディスプレイオーディオを搭載するのが欧州向け2016年モデル『パジェロ』が初めて、今後は搭載車種・地域を順次拡大する予定としています。
Source:三菱自動車