キーボードのスペースキーがタッチ対応に、Synapticsが『SmartBar』発表

公開日: : 周辺機器

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 カリフォルニア州のSynapticsが現地時間6月3日、キーボードのスペースキーをタッチ操作できるようにする「SmartBar technology」を発表しました。

SmartBar_press-graphic_Synaptics-02

Synapticsの『SmartBar』でスペースキーがタッチ対応に

 『SmartBar』はキーボード部のスペースキーへ静電容量方式のセンサーを内蔵することでタッチジェスチャー機能が追加される技術でデスクトップPCなどへの新しいソリューションとしています。

SmartBarの特徴

 1つめは迅速な編集として、前方または後方へのテキスト移動をスペースキーのスワイプ操作で行えるようになるそうです。

SmartBar_press-graphic_Synaptics-01

 2つめは拡大縮小で、上図(右)のような親指2本を使ったズームインまたはズームアウトが行えるとのこと。

 3つめはマクロ機能で、ゲームコントロールや最大5つの仮想ボタンに設定できるとしています。

 他にも画像にあるような上下スクロールがありウェブページの閲覧を支援してくれるようです。

 いくつかの海外メディアは『SmartBar』について従来のトラックパッドから置き換える技術ではないと伝えながらもシンプルな操作性とプログラムできるマクロ機能など新しい可能性を感じると評価していました。

 Synapticsによると『SmartBar』はOEMメーカーから利用可能になるようで、既にThermaltakeがゲーミング・キーボードを作っているとも述べていますが、それ以上の詳細は明らかになっていません。

Source:PRNewswire

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