セール価格4,980円の7型『Fire』タブレットは買いか、スペックから考える―プライム・ビデオをダウンロード可能
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Amazon Kindle Fire
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アマゾンジャパンから発売された新しいFireタブレット3機種のうち、4,000円OFFとなるセールを実施しているのは7インチの『Fire』タブレットだけとなっています。
9月下旬からスタートする動画見放題サービス「プライム・ビデオ」に向けての会員獲得という側面もありインパクトのある価格4,980円を実現、買いなのか仕様から考えたいと思います。
7型『Fire』タブレットは買いか
『Fire』タブレットは内部ストレージが8GBしか選べません。しかし、AndroidベースのFire OSに関するアップデートで容量不足になった経験もないことから巨大ファイルを抱えたアプリや漫画全巻を保管しない限り問題にならなそうです。
microSDカードスロットとクラウドで容量不足は解消できるか
今回のFireタブレット3機種はアマゾン初となるmicroSDカードスロット搭載モデルとなっています。
しかも最大128GB対応。
ここで問題となるのがAmazonで購入したコンテンツをmicroSDカードにコピーできるのかという点です。
プライム・ビデオはダウンロード可能!
さっそく、アマゾンの製品ページにあるmicroSDカードの説明を見てみると、、、。
プライム・ビデオはダウンロードできるので、オフラインでもFireシリーズですぐに視聴できます。つまり、車や飛行機の中、休暇時など、Wi-Fi環境が得られない場所でも、いつでもエンターテインメントを楽しめます。microSDカード (別売)を使用すれば、ストレージを128GBまで拡張でき、さらに多くのコンテンツをダウンロードできます。
”さらに多くのコンテンツをダウンロードできます”とありますが、プライム・ビデオの説明文にあるのでアプリやコミックスが保存できるのかはわかりません。
それでも動画をダウンロードしておいて外出先の空き時間に視聴できるのはインパクトありますね。
画面サイズは7インチ、解像度が、、、。
これまでのリーク情報では画面サイズは6インチ、最後の方では6.7インチと伝えられていましたが最終的に7インチということになりました。
「プライム・ビデオ」を多くのユーザーに見てもらうために回線負荷を軽減できる解像度(1,024x600)となっています。最初は残念に思いましたが7インチで高精細ディスプレイとなっても大きなメリットは少なく、むしろ低速回線での視聴が期待できる「1,024x600」のほうが有り難いように思えてきました。
低価格なのにIPS液晶(反射防止技術採用)、そのため視野角は広く明るく見やすいディスプレイなのもポイント。
エントリーモデルながらクアッドコア
これまでのエントリーモデルは1万円前後でしたがセール価格とは言え4,980円で1.3GHzクアッドコアはコストパフォーマンスに優れているといって良いと思います。
おそらくIntelやQualcommではなくMediaTekではないかと思いますがスペックから考えて十分な性能と感じました。
知っておくべき仕様
低価格なエントリータブレットゆえに覚悟しておく仕様があります。
同時発表の8インチ、10インチとは異なりスピーカーはモノラルです。しかし大画面ではないので3.5mmステレオジャックを使いヘッドホンを使うのであれば問題なさそうです。
通信はWi-Fi 802.11 b/g/nのシングルバンド、厚さは10.6mm。
カメラは前背面に付いています。エントリーモデルだと1つしかない端末もあるので嬉しい仕様かもしれません。
タブレットの強度が高いようで、落下テストで最新のiPad Air2の2倍の耐久性が証明されているとのこと。
本体サイズは191mm x 115mm x 10.6mm、重さは313g。
バッテリー駆動時間は読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時で最大7時間。
新しいFire OS 5”Bellini”
アマゾンによるとエンターテインメントに最適化されたOSとする新しいFire OS 5”Bellini”がプリインストールされています。
新機能として”Word Runner”を追加、次のような機能があるとのこと。
Word Runnerは、英語本の新しい速読方法です。文章を単語ごとに分け、高速スピードで画面中央に表示させることで目の焦点を保ち、時間を節約。読書効率が上がる画期的な機能です。Dynamic Pacingで、難しい単語や段落の区切り、句読点では速度が自動でゆっくりに。読書開始時は遅めの速度でスタートし、自分が設定した読み取り速度まで、徐々にスピードを上げて調整します。読み逃したときは、画面をタップすればOK。Word Runnerが一時停止の状態になり、好きな箇所へ戻ることができます。
アクセサリーを知る
アマゾン純正となるスタンド付き保護カバーが用意されています。
Amazon Fire 用カバー ブラック
Amazon Fire 用カバー ブラック
Amazon
価格: 2,690円 /レビュー-件(2015/09/18現在)
限定数:-
子供向けの「Amazon キッズカバー」はブルーとピンクがあり、いずれも2,690円となっています。
【Fire カバー】 Amazon キッズカバー ブルー
【Fire カバー】 Amazon キッズカバー ブルー
Amazon
価格: 2,690円 /レビュー-件(2015/09/18現在)
3つ折りカバーとして「Nupro スタンド付スリムカバー」もあります。
【Fire カバー】 Nupro スタンド付スリムカバー ブラック
【Fire カバー】 Nupro スタンド付スリムカバー ブラック
NuPro
価格: 2,190円 /レビュー-件(2015/09/18現在)
カラーは5色展開。
セール価格4,980円の7型『Fire』タブレットは買いか
Kindle~Fireタブレットや電子書籍リーダーと5台ほど所有していますがアマゾン製タブレットでしかプレイできないアプリがあるほか、ピュアAndroidではないので余計なカスタマイズ(root化)を施さないため安定して使える端末としての価値もあり、なんだかんだで使用しています。
今回は新たにmicroSDカードスロットが追加され、「プライム・ビデオ」を保存できるということで動画視聴用タブレットとして1台購入したいと思えてきました。
Fire タブレット 8GB、ブラック
Fire タブレット 8GB、ブラック
Amazon
価格: 8,980円 /レビュー-件(2015/09/18現在)
セール価格4,980円。
前回の発表記事は次のリンクより確認できます。