ソニーがタブレット事業を縮小へ、スマートフォンは製品数を絞る方針―最近のXperiaリークまとめ
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ソニーモバイルコミュニケーションズの代表取締役社長兼CEO 十時裕樹氏がスマートフォン/タブレット/ウェアラブルについて言及した記事をPC Watchが掲載しています。今後の展開が垣間見れる内容となっており、最近のリーク情報と重ねて記録します。
ソニーのタブレット/スマートフォン事業に関する方針
スマートフォン事業について
スマートフォンでは製品数を絞り利益確保を最優先するとして、ローエンドを量産するスタイルではなくカメラやディスプレイ、駆動時間などで他社より先に高い性能を搭載した尖ったデバイスを投入する方針を伝えています。
Xperia Z4シリーズのスマートフォンで尖ったデバイスといえば、12月14日に伝えられた「Xperia Z4 Ultra」があります。リーク情報では背面1600万画素や厚み5.7mmといったソニーらしいスペックが並んでいます。
関連記事:Xperia Z4 Ultra/Compactのスペック情報リークか―2機種のスペック表
タブレット事業について
タブレット事業において日本以外ではソニーの特徴が出せておらず競争力がないほか、タブレット市場自体が伸びていないこともあり事業拡大は考えていないとのこと。しかし、タブレット事業の撤退は考えていないとして、今後は新たな提案ができるタブレットを企画する方針を伝えています。
大画面すぎる12.9型Xperia Z4 Tablet Ultraの存在
上記の新たな提案を伺わせるタブレットといえば12月17日の12.9型「Sony Xperia Z4 Tablet Ultra」が挙げられます。
Android OSではマルチウィンドウを採用する可能性が伝えられており、大画面Xperiaタブレットの噂が本当であればNexus 9のように専用キーボードが用意され「Xperiaタブレット」シリーズのネットブック化またはノートPC化が期待できそうです。
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リリースサイクルについて
半年に1回フラッグシップ機をリリースするスタイルを見直す議論も行われているようでFirefox OS搭載デバイスを含めオペレータと話し合いながら決めていくとしています。
今回のハッキング騒動から流出した情報では「Xperia Z4」が2015年5月~11月リリースという可能性がリークされています。この情報が真実であれば1ヶ月以内にもリリースサイクルの見直しについて正式な発表があるかもしれません。
関連記事:Xperia Z4のレンダリング画像と発売日がリーク―3月のMWC 2015で発表か
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PC Watchの記事ではタブレット事業の売上高構成比についてや同氏のコメント、ウェアラブル機器に関する考え方など詳細が記されています。
Source:PC Watch