Windows 10 Cloud の最小システム要件リーク、ChromebookやRTとの比較
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Windows Windows 10 Cloud
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Microsoftが5月2日に開催するイベントで発表されることが期待されているOS『Windows 10 Cloud』の最小システム要件がリークされました。
Windows 10 Cloud の最小システム要件リーク
Windows Centralは独自で入手した社内文書として、Windows 10 Cloudについて必要な最小ハードウェア要件を記した画像を公開、そこにはWindows RT2とChrombookとのパフォーマンスベンチマーク比較も記載されています。
先にMicrosoftが求めるWindows 10 Cloudを搭載した「CloudBook」の最小ハードウェア要件は次のようになっています。
- CPU:(Celeron以上の)クアッドコアプロセッサ
- メモリ:4GB
- ストレージ:32bitなら32GB、64bitなら64GBで高速eMMCまたはSSD
- バッテリー:40WHr以上
- オプション:ペンとタッチ
タッチスクリーンディスプレイとペン入力はオプションとして追加されており、Microsoftがメーカーに期待している機能であることがわかります。
Windows RTやChromebookとの比較
同メディアは『Windows 10 Cloud』が「Windows RT」と異なる次の違いを挙げています。
- OSをHomeまたはProにアップグレードする機能
- 成熟したUniversal Windows Platform(UWP)アプリの存在
- "Project Centennial"ブリッジ経由でWin32アプリを実行する機能
- 商用・消費者にあわせ調整されたハードウェアチーム
また、記事冒頭の画像にはChromebookとのパフォーマンス比較が掲載されており、Windows 10 Cloudを搭載した「CloudBook」で注力している項目がバッテリー駆動時間、起動時間(ログイン/サインイン)であることが確認できます。
MicrosoftとQualcommが協力して開発を進めているSnapdragon 835を搭載したARM版Windows 10搭載モバイルPCは2017年10月から12月にかけて発売する予定とも伝えられています。
最近のMicrosoft
→ARM版Windows 10搭載PCは2017年内に発売予定、常時接続セルラーPCへ
→Microsoft、5/2にネットブック『Surface CloudBook』発表か―Snapdragon 835とWindows 10 Cloud搭載とも
Source:Windows Central