最新タブレット『Nexus 7 2013』vs『Kindle Fire HDX 7』のスペック比較
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Amazon Kindle Kindle Fire HDX
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本日、Amazonから『Kindle Fire HDX 7』も無事に登場しましたので、『Nexus 7 2013』とのスペック比較を行いたいと思います。
Nexus 7 2013 vs Kindle Fire HDX 7 のスペック比較
はじめにスペック比較表です。
強みと思われる箇所を赤字にしました。
OSを比較する
「Nexus 7 2013」は、最新版がGoogleから直接配布(ファクトリーイメージ)されたり、キャリアやメーカーによる営業アプリがないシンプルさが魅力です。
Amazonの『Kindle Fire HDX 7』はカスタムOS「Fire OS」となっておりピュアなAndroidとして使いたいユーザーにとっては不便かもしれませんが、Amazon利用時はもちろん、新たな機能であるテレビ電話サポート「Mayday」をはじめとする便利な独自機能がOSレベルで備わっており、カスタムOS「Fire OS」を作りこんできたAmazonの今後が楽しみになりました。
OSによる優越判断は難しくAndroidをトコトン楽しみたい人はNexusシリーズ、サポートが必要ならKindleシリーズと思いました。
CPU、プロセッサの比較
プロセッサは「Snapdragon 800」ということで『Kindle Fire HDX 7』の勝利です。「Nexus 7 2013」搭載の「S4 Pro」は現行で「Snapdragon 600」に位置するスペックです。新しいうえに上位モデルということで、プロセッサはKindleの圧勝となりました。
後ほど「Nexus 7 2013」のレビューも記載する予定ですが、実は「Nexus 7 2013」でも十分にCore i7 搭載のノートPCに匹敵するほどブラウジング(Chrome使用時の体感速度)は高速です。そう考えるとSnapdragon 800搭載の『Kindle Fire HDX 7』がスペシャルオファー(広告)付きとはいえば同じ229ドルで販売されているのは魅力的です。
重さとサイズの比較
Kindle Fireは、「重い」「大きい」というイメージが強かったのですが、『Kindle Fire HDX 7』のスペックを見るとWi-Fiモデル303gで4Gモデルでも311gと軽量になっています。(「Nexus 7 2013」はWi-Fi:290g/LTE:299g)
サイズも厚みは僅か0.35mm差となり、高さではNexus7よりも小さくなっています。(Nexus 7 2013が縦長になったとも言えますが、、、。)またベゼルレスとして騒がれた「Nexus 7 2013」の幅114.3mmとは13.7mm(1.37cm)差まで詰め寄っています。
感想
『Kindle Fire HDX 7』は、「Nexus 7 2013」と同じ解像度「1920×1200/323ppi」になっているほか、プロセッサでは圧倒するほどの進化を遂げています。その一方で、Nexus 7 2013と(広告付きで)同じ値段という挑戦的な価格設定を行っています。あとは100ドル追加で対応となる4Gの利用範囲が知りたいですね。
『Kindle Fire HDX』の7インチモデルは背面カメラがないという弱みはありますが、コンテンツ販売用デバイスということで詳細不明ながらWi-Fiがデュアルバンド、デュアルアンテナ、MIMOをサポートしているなどタブレットの命とも言えるWi-Fi周りが期待できそうです。
解像度1920×1200にSnapdragon 800搭載で229ドルはメジャー企業ではAmazonでしか実現できない価格です。Amazonユーザーにとっては日本発売が楽しみなタブレットと言えそうです。