5～6インチ対決、Nexus／Xperiaの5機種でスペック比較表―購入検討編

Nexus／Xperiaの5機種でスペック比較表

　昨日、EXPANSYSのSIMフリーNexus 7 (2013）が44％OFFでアマゾンに比べ破格だという記事を書いた後、購入しようと思ったら在庫豊富だったにもかかわらず品切れになってしまうという過去にも体験した悲劇が起こりました。購入できなかった無念をスマートフォンにぶつけたいと思います。今回は在庫「100+」となっているスマートフォン。

　Xperia Z Ultra C6883／Xperia Z2 D6503はグローバルモデルながら技適を通過している珍しい端末です。Xperia Z3はドコモ版「SO-01G」のスペック情報です。

　以下、スペック比較表。

　左から大きいサイズ順に掲載しています。

Xperia Z Ultra C6883を持つメリットとデメリット

　『Xperia Z Ultra C6883』はスマートフォンと呼ぶには大きすぎる画面サイズ6.44インチに防水防塵、クレードルなどのオプションがあることも特徴です。1台でタブレットによるウェブ閲覧やゲーム、読書が行えるほかスマートフォンとして通話を行える万能選手、重さ212gと持ち運べる軽さも強み。

　しかし、バッテリー容量が3,050mAhとNexus 5を除くスマートフォンより少なく、大画面のため消費電力が多いことを考えると駆動時間が弱みと言えそうです。それでも薄型軽量の代償と思えば仕方がありません。

　『Xperia Z Ultra C6883』は本体価格が手頃となっていてEXPANSYSでは32,000円（別途、送料＋諸費用）と通話できないSIMフリー7型タブレットの相場より安くなっています。アマゾンは以下のとおり。

Sony XPERIA Z Ultra C6833

Sony XPERIA Z Ultra C6833
Xperia
価格： 38,000円 ／レビュー41件（2014/10/21現在）

プライム対応。

　EXPANSYSは本体価格に加えFedExであれば送料2100円ほど加算、配達後に関税や国内配送料と思われる請求書が届きます。前回EXPANSYSで「moto 360」を購入した時は2,100円でした。請求額が同じと仮定すると32,000円＋2,100円＋2,100円＝36,200円、配送は「FedExで最短で1-2営業日後」とのこと。

　アマゾンは価格38,000円でプライム対応のため明日にも到着します。

　初期不良リスクを考えると有名なEXPANSYSのほうが安心できる気もしますが、サポートへ連絡したことがないので何とも言えません。アマゾンは販売元がAmazon.co.jpではないので手続きは大変そう。タイムイズマネーであればアマゾンといったところでしょうか。

　防水なのでAnkerのスタンドとnasne接続によりお風呂タブレットとして長く使えそうです。防水テレビを購入したら通話機能やAndroid OSがついてきたと思えば破格かもしれません。

Motorola Nexus 6 が持つメリットとデメリット

　『Nexus 6』は高解像度2560ｘ140にQualcomm Snapdragon 805を搭載し、2.7 GHzクアッドコアというWindowsが動作できそうなハイスペック仕様が特徴。画面サイズは5.96インチと大きく、先ほどの『Xperia Z Ultra C6883』に近い存在ですが、本体サイズを見ると縦横一回りほど小さくなっていて、手に持って通話しても驚かれない範囲と思われます。

　カメラに関しては大画面スマートフォン2機種ともタブレットに近い位置付けなのか画素数は低く設定となっていますが、『Nexus 6』の背面カメラは1300万画素と頑張っている印象です。

　防水について『Nexus 6』は米Google Playの販売ページを見ても防水の記述が見当たらないことから防水性能は高くない可能性が考えられるほか、Xperiaシリーズには搭載されているmicroSDカードスロットがありません。そうなるとXperiaシリーズが魅力的に映ります。

　『Nexus 6』の予約価格は32GBモデルが649ドル、64GBモデルが699ドルとなっており、Nexus 5も目立った値下げが行われていないことから早期購入にメリットがある端末かもしれません。一方で比較対象の『Xperia Z Ultra C6883』は4万円以下で入手できる計算、お買い得感では負けているかもしれません。

Xperia Z2 D6503 とZ3の話

　『Xperia Z2 D6503』と『Xperia Z3 SO-01G』はスペックに大きな違いはなく、数カ月前まで9万円だった『Xperia Z2 D6503』の3万円値下げに大きな価値を感じます。最近ではPS4リモートプレイに『Xperia Z2』も対応していることが伝えられており、値下げされた『Xperia Z2 D6503』にドコモMVNOの格安SIMカードを組み合わせて使いたいと思いました。

＜Nexus 5とXperia Z2 D6503を比較する＞

　Nexus 5はスペックの割に定価が安く設定されているのが特徴でした。しかし、Nexus 7 に比べると値下げ幅が少なく、デジカメ並みの画素数や防水防塵、バッテリー3,200mAhも搭載したハイスペックな『Xperia Z2 D6503』が値下がりしたことで価格差が狭まってきました。

　GPSについては、Nexus 5 は受信感度が悪いので相談、交換していただくも改善されなかったという経緯があります。一方で古いXperia mini Proが今もテキパキと現在位置を示していることからXperiaシリーズの品質に対する期待もあります。MicroSDカードスロットを備えているのも大きなポイント。

　値下がりした今、『Xperia Z2 D6503』は買いかもしれません。

　EXPANSYSにおける『Xperia Z2 D6503』の販売価格は51,000円、これに先ほどの諸費用を足すと約55,200円といった感じでしょうか。次にアマゾンの販売価格。

Sony Xperia Z2 D6503

Sony Xperia Z2 D6503
Xperia
価格： 60,800円 ／レビュー11件（2014/10/21現在）

プライム対応。

　アマゾンのほうが早く届きますが5,600円ほど高い計算になります。ホワイトが欲しかったのですがEXPANSYSでは品切れだったので購入するならアマゾンになりそうです。

　6型クラスの大画面スマートフォンは使い道に困りそうな気もしますが、5インチの『Xperia Z2 D6503』は長く使えそうな気がしました。公式ではありませんが「FOMAプラスエリア」に対応できるほか、nasne視聴を代償にroot化もできるらしいので自由度は高そうです。

　『Xperia Z2 D6503』、欲しいですね。