「HEADWOLF FPad5」と「FPad3」で新旧スペック比較、価格差のメリットはあるか

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ついに新たなG99搭載8.4インチAndroidタブレット「HEADWOLF FPad5」が投入される。

楽天でレビュー1,294件を獲得するほど支持されている「Fpad3」の後継機で、本体サイズが変わらないなど既存ユーザーには馴染みやすい製品となりそうだ。

そこでスペック面での違い、発売前ながら価格差によるメリットを見ていきたい。

「HEADWOLF FPad5」と「FPad3」の新旧スペック比較

はじめに発売日とプリインストールOS、定価といった基礎情報をチェックしていく。

「FPad5」の発売日は6ヶ月後(下図)のリリースとなる。中華パッドとしては一般的なサイクル。定価は3000円UPとなった。OSはAndroid 13から14へ。

実売価格を見てみると「FPad3」はアマゾンで割引クーポン込み=15,849円(最新価格とレビュー608件の詳細はAmazonへ)、楽天公式ストアでは15,999円(最新情報は楽天へ)。どちらも約1.6万円で購入できる状態だった。

そして本日の記事を振り返ると「FPad5」は発売記念セール特価18,999円となる。

その価格差は約3,000円、それを踏まえたうえでスペックの違いを見ていきたい。

ディスプレイでは「FPad5」の輝度400nitNetFlix対応の2つが目立つ。

ただ輝度40nitの差は肉眼でわからないように思う。動画視聴についてはHuluやプライムビデオなどが中心であれば変化はないが、NetFlix視聴で720pから1080pへとアップグレードされた。これは些細なことに見えるかもしれないが、Alldocubeはその違いだけで新製品(NFEモデル)として発売しているため軽視できない。

SoCはT616から一気にG99となった。Antutuスコアは2023年のデータであるため単純な比較になるかわからないが26万に対して42万へと向上している。

RAMは文字どおり2倍の差がついた。RAM物理4GBから8GBへのアップグレードは大きい。

ストレージは同じ128GBとなっていた。現行モデル「FPad3」がUFSに関する言及をしていないのに対して、新型ではUFS2.1と記載。この違いも見逃せない。

次にインターフェイスと接続性。

スピーカーが「FPad5」の価値をわける1つの指標となる。「FPad3」と同じデュアルスピーカーならWidevine L1+NetFlixを存分に楽しめるが、シングルスピーカーなら「iPlay 50 mini Pro NFE」と変わらない。

(追記)
楽天製品ページにデュアルスピーカーという画像(下図)あり。

USBは現行モデルと同じようにOTG対応であることを願いたいところ、プレスリリースでは言及されていない。

生体認証は新モデルが指紋センサーを搭載、マスクをしていても使えるため幅広いシーンで使えそうだ。

最後の筐体とバッテリー。

筐体は現行モデル「FPad3」の金型を使用しているのか、全く同じ数字が並ぶ。重量は3g差となった。

バッテリーは同じ5500mAhだが、新モデルは10W充電とある。「iPlay 50 mini Pro NFE」の18W急速充電に比べると弱いところだがワット数を記載していることから気を配っている様子。それなら今後に期待できそうだ。

スペック比較、価格差のメリットはあるか

「HEADWOLF FPad5」と「FPad3」の価格差は約3000円(2024/01/31時点)となっている。新モデル発売後に旧モデルが価格改定もしくは値下げ幅が増えるだろう。その時は6000円差くらいになるかもしれない。

それを踏まえた上でNetFlix対応とG99へのアップグレード、RAMの倍増、ストレージのUFS2.1化、指紋認証の追加といった変更点の価値を判断することになる。

BOXスピーカーがデュアルスピーカーなのか、USBがOTG対応なのかといった不明点が残っていることにも注意したい。

筐体サイズが全く同じであるなら既存ユーザーは保護ケースの流用、1枚だけ余った保護フィルムを貼るといったメリットもありそうだ。

「Fpad3」の最新価格とレビュー608件はAmazonへ、レビュー1,294件の詳細は楽天へ。「FPad5」の最新情報は楽天公式ストアのHeadwolf Fpad5(楽天)

前回→G99搭載8.4インチ「Headwolf Fpad5」発売記念セールで価格18,999円へ、L1対応/指紋ほかスペック・発売日

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