iPhone 6s Plusの料金比較、ドコモ+キャンペーン vs SIMフリー版+格安SIMカード
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Apple iPhone 6s, iPhone 6s plus
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Appleが発表した最新スマートフォン「iPhone 6s Plus」が欲しくなりました。
ちょうど手元にMNPできるau回線があり、Apple公式SIMフリー版+ドコモMVNOより安くなるのではないかと思い、ドコモMNPを前提に料金比較した内容を記録します。
iPhone 6s Plusの料金比較、ドコモ対SIMフリー版
今回はau回線からのMNPなので au は対象外、ソフトバンクよりもドコモのほうが通信品質が期待できるためドコモへのMNPで検討しました。
対象機種はiPhone 6s Plus、ストレージは64GB/128GBにしています。
ストレージ16GBは高性能化による撮影データやアプリの肥大化に加え、iOSアップデート時に数GBを求められるなど容量不足が考えられるため対象外としました。
ドコモのキャンペーンと料金を知る
はじめに利用できるキャンペーンを知る必要があります。
その後、ドコモでMNP利用時の月額料金を計算します。
新規とMNPの月々サポート額は同一ですが、MNPならではの「ドコモにチェンジ割」や「のりかえボーナス」といったキャンペーンがあり、安くなるという期待からMNPを前提に調べています。
「ドコモにチェンジ割」で最大16,200円OFF
「ドコモにチェンジ割」は9月18日からスタートする『iPhone 6s』シリーズへのMNPに最適なキャンペーン。
適用されると”対象料金プランの基本使用料が1,350円x最大12ヶ月=最大16,200円OFF”になります。適用条件はMNPによる新規契約と同時に次の「適用割引条件」を満たす個人名義の契約者。
2年単位(自動更新)で同一回線を継続利用することが条件で、更新後を含む契約期間中に契約回線の解約、定期契約型基本プラン以外への変更などの場合は9,500円の解約金が必要、契約満了月の翌月に限り解約金は不要。
「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」との重畳適用可能。
「ドコモにチェンジ割」と「ハーティ割引」を同時に適用する場合、割引額は合わせて月額2,850円割引。
「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」で月1GB追加
ドコモでiPhoneを購入して「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)【iPhone】」と「パケットパック」に加入すると最大13ヶ月の間、利用可能データ量が1GB自動的に増量されるのが「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」です。
「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)【iPhone】」を翌月適用とした場合、「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」は翌月から最大13か月間となるので注意。
のりかえボーナスで最大10,800円OFF
MNPでドコモに乗り換える際に使える「のりかえボーナス」を利用することで”対象機種の購入代金をその場で最大10,800円(税込)引”になるとのこと。
キャンペーン期間は2015年8月6日~11月3日まで。
下取りプログラムの活用で約2万円OFF
ドコモの「下取りプログラム」では、手持ちのau iPhone 5(モデル:ME040J/A)を下取りに出せます。
下取り用の16GBモデルは特に小傷もなく”良品”が期待できます。そうなると店頭下取り”20,520円”または郵送下取り”17,800pt”が適用されるはず、いずれも9月24日までの下取り価格で、一定期間ごとに下取り価格が更新されるようです。
適用条件はドコモプレミアクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブに加入しており、購入時にiPhoneを下取りに出せること、その他(故障やロック解除ができるなど)が条件に挙げられていますが普通にauやソフトバンクなどで購入したiPhoneであれば問題なさそうです。
購入代金から割り引きということで料金プランではなく端末価格を割り引けるようですね。
ドコモの端末代金やキャンペーン割引を計算する
ドコモでMNP契約した際の料金を確認します。
端末代金を計算
割賦払い関係の都合か端末代金はストレージ容量を問わず同額で月々サポートで調整しています。
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB |
端末価格・キャンペーン | ||
端末代金 | ¥99,792 | ¥99,792 |
のりかえボーナス | ¥-10,800 | ¥-10,800 |
下取りプログラム:iPhone 5 16GB | ¥-20,520 | ¥-20,520 |
実質の端末代金 | ¥68,472 | ¥68,472 |
分割支払金24回 | ¥2,853 | ¥2,853 |
月々サポートMNP | ¥-2,646 | ¥-2,106 |
実質負担金:月額 | ¥207 | ¥747 |
のりかえボーナスと下取りプログラムは端末代金への割引、月々サポートは利用料金への適用ですが端末ストレージにより変わるため端末代金に含めています。
料金プランは同一
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB |
指定プラン・割引サービス | ||
カケホーダイ | ¥2,916 | ¥2,916 |
spモード | ¥324 | ¥324 |
パケットパック(データSパック) | ¥3,780 | ¥3,780 |
月額の基本料金 | ¥7,020 | ¥7,020 |
料金プランは端末ストレージにかかわらず同一、パケットパックは”データSパック”を選びましたが次の表にあるように繰り越しするなら”データMパック”が良いかも知れません。
いずれも指定容量を超過した場合は128kbpsに制限されます。
年間の利用料金(端末代金+料金プラン)
最終的にかかる月額料金は64GBで月6,498円、128GBで月7,038円という計算になりました。この中には国内宛の通話が24時間定額となるカケホーダイプラン、spモード、月間2GBまで使えるデータSパックが含まれています。
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB |
年間の利用料金(端末+プラン) | ||
1年目:ドコモにチェンジ割を適用 | ¥5,769 | ¥6,309 |
1年目の総額 | ¥69,228 | ¥75,708 |
2年目:「ドコモにチェンジ割」なし | ¥7,227 | ¥7,767 |
2年目の総額 | ¥86,724 | ¥93,204 |
2年間の総支払額 | ¥155,952 | ¥168,912 |
2年間を平均した月額料金 | ¥6,498 | ¥7,038 |
SIMフリー版 iPhone 6s Plus を24ヶ月払いで計算すると64GBで月額4,986円、128GBで月額5,526円ですが、通話やデータ通信は別途必要となります。
SIMフリー版 iPhone 6s Plus +ドコモMVNOの利用料金を計算する
続いてAppleから直接SIMフリー版 iPhone 6s Plusを購入し、手持ちのドコモMVNOを利用した場合にかかる月額負担を計算しました。
下記MVNO料金はSMSや音声通話といったオプションを利用していない金額です。
SIMフリー版+OCNモバイルONE(追加SIM)の場合
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB |
Apple SIMフリー版+OCNモバイルONE(追加SIM) | ||
SIMフリー版 iPhones 6s Plus | ¥119,664 | ¥132,624 |
OCNモバイルONE(追加SIM):486円x24 | ¥11,664 | ¥11,664 |
2年間の総支払額 | ¥131,328 | ¥144,288 |
2年間を平均した月額料金 | ¥5,472 | ¥6,012 |
月額の差額(ドコモ) | ¥1,026 | ¥1,026 |
追加SIMは月額486円と格安なのでドコモ契約との差額は月1,026円となりました。
SIMフリー版+OCNモバイルONE(110MB/日コース)
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB |
Apple SIMフリー版+OCNモバイルONE(110MB/日コース) | ||
SIMフリー版 iPhones 6s Plus | ¥119,664 | ¥132,624 |
OCNモバイルONE:972円x24 | ¥23,328 | ¥23,328 |
2年間の総支払額 | ¥142,992 | ¥155,952 |
2年間を平均した月額料金 | ¥5,958 | ¥6,498 |
月額の差額(ドコモ) | ¥540 | ¥540 |
今度はOCNモバイルONEの追加SIMではなく通常SIMでの計算、差額は540円となりました。
名称としてOCNを使っていますが、IIJmioなども同じような金額なので一般的なドコモMVNOのデータ専用SIMカード契約との比較として参考になると思います。
iPhone 6s Plusでお得な料金はドコモか、SIMフリーか
今回の計算が間違っていなければ国内24時間カケホーダイにデータ通信(SMS)2GBがついて差額540円ということでドコモと契約して「iPhone 6s Plus」を入手したほうが良さそうです。
持ち運ぶ端末も「iPhone 6s Plus」1台にまとめられて便利ですね。
ドコモ解約(他社へMNP)後もドコモMVNOのSIMカードが使えるため通信キャリアとしても申し分ありません。
一方で月額500円~1,000円を重視する、またはカケホーダイ端末を所有している(そんなに電話しない)のであればSIMフリー版が良いと言えそうです。
他にも24ヶ月後の自動更新を忘れてしまい解約金がかかりそう、手間が面倒という場合もSIMフリー版は購入するだけという手軽さ、メリットがあります。
SIMフリー版 iPhone 6s Plusは気軽に買える金額ではないため、半年も待てるのであれば携帯ショップのMNPを検討するという手もありそうです。