Wonderlinkの『F-使い放題700』はWiMAX代替なるか、魅力と1日1G規制など
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最終更新日:2016/01/30
Wonderlink Wonderlink, ドコモMVNO
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旧WiMAXも速度低下を体感できるほどになったので、代替回線としてWonderlinkの『F-使い放題700』を検討しています。独特なプランゆえの魅力と注意点などを記録します。
Wonderlinkの『F-使い放題700』を検討する
旧WiMAXは速度低下が著しく、ついに屋外設置となってしまいました。屋外で向きを調整にすることで快適とは言えないまでも動画やブラウジングをこなせている程度になっています。
2年縛りがあるキャンペーンでWiMAXを契約してしまったので出来る限り使い倒す予定ですが、格安SIMカードで代替となるサービスを探したいという欲求が疼いてきてしまいました。
過去に飛びついた「ぷららモバイルLTE」の定額無制限コースは満足できない速度まで低下してしまった経験から”無制限”で”高速”な格安SIMカードは避けたいと考えています。200kbpsや250kbpsという制限値より速くて”ぷらら定額”よりも低速なOCNなどもありましたが、月間制限を設けていないWonderlinkの『F-使い放題700』に惹かれ検討しました。
Wonderlink/『F-使い放題700』の魅力
Wonderlinkの使い放題プランには『F-使い放題700』のほかに月間7GBの高速通信を利用できる「F-7G」があります。
しかし、この使い放題プランのメインは制限後の700kbpsにあるほか、上位プランの月額2,480円は高く感じました。IIJmioやOCNモバイルONEのようにアプリで高速通信のON/OFFを切り替えられるなら「F-7G」は最強の回線に化けるかも知れませんが、、、。
そのようなアプリがリリースされるまでは『F-使い放題700』の月額1,580円で十分だと思いました。
1日1G規制という壁
格安SIMカードによくある月間データ容量を超えた時の制限が『F-使い放題700』では700kbpsにあたります。同プランでは更に”規制”が設けられています。
直近1日(24時間)の通信量が1GBを超過した場合は、ネットワークの状況により速度制限をする場合があります。
これが非常に悩ませてくれます。
各社”制限値”については200kbpsや250kbpsと表示していますが、”規制値”については公表していません。この非公開という扱いを巧妙に取り入れています。
- 高速データ通信:1GB
- 1GB超過後の制限値:700kbps
- 1日1G規制後の速度:非公開
ネットで調べてみるとサービス開始当初は規制すらないという声もありましたが、価格コムのレビューなどでは速度を期待していけないような感想が投稿されていました。
月間最大30GB、700kbps通信が!
それでも、この規制がヘビーユーザーを拒んでくれる壁となり、メインである”制限値”の700kbpsが維持できるのであれば月間30GBという大容量データを700kbpsで行えることになります。(+高速1GB付き)
これを月額1,580円で利用できるのであれば大変お得なプランと言えますね。
その他、注意点
『F-使い放題700』はデータ専用SIMカードということで音声通話やSMSオプションは用意されておらず、契約期間の縛りもありません。
なお、FシリーズのSIMは「3G(含むFOMA)専用端末」では利用できず、LTE通信に対応した機器で利用するよう案内があるのも注意が必要です。
支払いはクレジットカードのみ、デビッドカードは非対応で、毎月20日を〆日として契約合計金額を請求するとのこと。
高速通信容量のリセットも毎月20日となっているようですね。
解約について
解約受付は毎月15日までに申し込む必要があり、解除月の月額費用は全額が請求され日割りは対応していないとのこと。
どのような利用シーンが最適か
やはり気になるのは定額サービスが普及している動画や音楽を楽しめるのかというところですが、なんとパナソニック公式ページで検証結果を掲載していました。
音楽や動画サービスをたっぷり楽しめる!パナソニックの格安SIM「Wonderlink(ワンダーリンク)」がすごい
上記リンクを見ると700kbps制限時でも360Pの動画を何とか視聴できるようです。もちろん144Pまで落とせば快適という結果も掲載されていました。
360Pの動画を見ることがある程度でブラウジングやメール、メッセンジャーアプリなどがメインであれば『F-使い放題700』と相性が良さそうです。
『F-使い放題700』、契約してしまいそうです。