午後のレビュー:区間リピートなど多機能な音楽プレーヤー『Audipo』を試す
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Android アプリ 午後のレビュー, 音楽
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Android OSには標準で音楽再生できる「Play Music」というアプリが用意されていますが、再生速度を変えたりA-B間リピート(区間リピート)などを欲すると物足りなさを感じてしまいます。今回無料で利用できる音楽プレーヤー『Audipo』が使いやすく便利だったのでレビューを記録したいと思います。
音楽プレーヤー『Audipo』試用レビュー
『Audipo』の説明をみると語学学習やオーディオブック、耳コピなど長時間の再生データに向いた音楽プレーヤーとありました。アプリのアイコンとメイン画面に美しさは感じられませんが、使い方を覚えると合理的かも?と思えてくるUIとなっています。
リスト画面と再生画面
上の左図は音声ファイルの一覧を表示する画面でフォルダ/アーティスト/アルバムといった整理情報から探すか、自作したプレイリストから再生することができます。
右図は再生画面で『Audipo」独特の長いシークバーが目を引きます。区間リピートの設定時は大いに活躍するデザインでもあります。
区間リピートを設定する
A-Bリピート/AB間リピート/区間リピート/区間再生と呼ばれる機能を搭載しており、再生時に動く青いシークバーが任意の場所に移動した時に画面下の操作パネルにある「▼+」を選ぶことでマークをつけることができます。
マークは複数つけることができるほか、画面上部の矢印アイコンで「やり直し」が行えます。
区間リピートを実行する
任意の再生時間にマークを付けたら、今度は区間リピートをさせたいマーク間で赤枠を選びます。そうすると始点と終点の間で再生が繰り替えされるようになります。
再生位置を指定
区間リピートの始点時間が初めから判っている時は先ほどの「▼+」の上にある時間を表す数字部分を選ぶ事で上図の「再生位置を設定」メニューを表示することができます。再生して間違いなければマークを追加という流れになると思われます。
再生速度の設定
語学学習や耳コピで活躍するであろう再生スピードの変更、0.5倍~2倍というショートカットが設けられていますが最大0.25~4倍まで設定できるようになっています。実際に使える強者は僅かだと思いますが、、、。
マーク一覧の画面
区間リピートのためにつけたマークですが、単純に好きな位置から再生させたいというブックマーク的な使い方をしたい時は長いシークバーの画面で左へスワイプすることでマーク一覧の画面を表示する事ができます。
マーク情報はシェアできる
マーク一覧画面では各マークを長押しすることで時間の微調整が行えるほか、マーク情報の入出力も可能でAudipo専用形式とテキスト形式に対応しています。
たとえば音楽仲間に練習しておいて欲しい場所をマークしてエクスポート、相手はインポート作業を行う事で注力すべき場所がわかります。語学学習やオーディオブックでも重要な箇所にマークをつけて渡すという事ができますね。
Pro版の機能
『Audipo』は大抵の機能を無料で利用できますが有料のProバージョンを購入する事で更なる機能を利用できるようです。上図のメニューを見る限りでは音程とスリープタイマー、ボーカル除去などがありました。
ボーカル除去機能は一定の条件を満たした音声ファイルにのみ有効なので注意が必要です。無料版では60秒間だけボーカル除去ができるようになっていたので先に試す事が可能でした。
記事投稿時点では490円を支払うことでProバージョンにアップグレードできるようです。Proバージョンで利用できる機能は上図のようになっていました。
感想・まとめ
『Audipo』は見た目よりも実用性に重きを置いた音楽プレーヤーで馴染めば頼もしいツールとなってくれそうです。iOS版も無料で使えるようになっているので使い方を学習する時間を短縮するという意味では2つのOS向けに配信されている『Audipo』は魅力的です。(マーク情報を渡す相手がiOSだったなど・・・)
Android版『Audipo』に要望があるとすればウィジェットでしょうか。ホーム画面に長いシークバーは不要ですが区間リピートや速度変更できるボタンを追加した1x4~4x4などのパネルが欲しいですね。