米Amazon、子供は月300円でTV/映画/本が見放題「Kindle FreeTime Unlimited」とは
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Amazon Kindle, ニュース Kindle Fire HD
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米Amazon は12月5日、「Kindle FreeTime Unlimited」というサービスを開始しました。
「Kindle Fire」または「Kindle Fire HD」購入者の大人がサインアップした場合
その子どもはTVや映画、書籍からアプリまで無制限にダウンロード可能。
月額2.99ドル、Prime 非会員でも月額4.99ドルで、更に初月は無料との事
久々に鳥肌がたつようなサービスを知りました。
「Kindle FreeTime Unlimited」とは
月額料金は破格なため足りない費用はAmazonがコストを肩代わりするという事です。
「Kindle Fire HD」などのタブレットでさえ製造コストが赤字だと言われていますが
さらにコンテンツ料金までも肩代わりするというAmazon。
もはやサンタクロースに見えてきました。
「Kindle FreeTime Unlimited」の利用料
日本で同じようなサービスがあると別料金や課金などを疑ってしまいますが
どうやらシンプルな料金体系のようです。
<Amazon プライム会員ではないユーザー>
- 子供1人あたり:月額4.99ドル
- 家族一緒だと1家族あたり:月額9.99ドル
<Amazon プライム会員のユーザー>
- 子供1人あたり:月額2.99ドル
- 家族一緒だと1家族あたり:月額6.00ドル
「Kindle FreeTime Unlimited」の特徴
価格と内容だけでも衝撃的ですが、機能も素晴らしいと思います。
子供が安全なコンテンツだけを探せるようサンドボックスが用意されています。
子供は大人が選んだり許可を与えられる事なく「自分で選べる」ということです。
編集後記
Amazonは日本でもAndroidアプリの無料セールを開始しています。
「Kindle Fire HD」を日本で発売したからにはタブレットを起点に攻めると思われます。
プライム会員も増やせる「Kindle FreeTime Unlimited」はAmazonの入り口にもなり
また電子書籍は契約内容が「レンタル」的な要素が高いことからも
「電子書籍の購入」よりも「コンテンツ見放題の会員サービス」は相性が良さそうです。
そうなると日本での展開も期待できますが国内の出版業界を覆すようなサービスで
出版業界の関係者にとっては受け入れがたい内容です。
ソニーがiTunesで音楽配信を開始するのと同様に時間がかかるかも知れませんね。
次なる産業の形なのか非常に興味深い話です。
Source : Kindle FreeTime Unlimited