Google「Family Link」発表、ペアレンタルコントロール機能アプリ
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Android アプリ
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Googleは米国時間3月15日、親が子どものスマートフォンやタブレットの利用状況や機能を制限、管理できるペアレンタルコントロール機能に相当する「Family Link」アプリを発表しました。
Google「Family Link」発表、ペアレンタルコントロール機能
子どもに最初のAndroid Nougat 7.0以上を搭載したスマートフォン・タブレットを用意したら「Family Link」を使用して専用のGoogleアカウントを作成します。そうすると子ども向けアプリの管理や就寝時間の設定、家族だけの独自ルールを設けることができるようになるとしています。
アプリの管理機能
「Family Link」導入後、子どもがGoogle Playストアにアクセスして、アプリをダウンロードしようとしても保護者の承認が必要となります。
上図は承認画面、保護者はアプリのインストールを拒否する権限を持っていることがわかります。
表示時間の確認
保護者は子どもが毎週または毎月どのアプリを、どのくらい使用しているのか表示時間を確認できるほか、毎日の表示時間を制限することが可能となっています。
就寝時間を設定
先ほどの機能と重なりますが、毎日の使用制限時間と就寝時間をを曜日別にスケジュール設定できるようになっています。
その他の機能
Googleでの検索結果にセーフサーチ設定を使用したり、Google Playの評価に基づいてフィルタをかけ表示アプリを制限するといったコンテンツフィルタ機能があります。
強力なパスワードを維持する機能、子どもが見知らぬ人に自宅の住所や学校の名前、電話番号といった個人情報をオンラインで供することができなくするといった機能、友人からであっても奇妙なリンクやファイルを避けることができる機能なども用意されています。
Family Linkのダウンロード
「Family Link」は本日より早期アクセスプログラムへの招待を求めることで利用できるようになります。招待状が届いたら13歳歳未満の子どもを持つ両親は「Family Link」アプリをダウンロードして試せるとしています。
現在は米国限定で提供されており、順次拡大するとしています。
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Source:Family Link