Fire HD 8 タブレットを置き時計に、常夜灯・非常灯や雨音など環境音も

公開日： 2019/06/09 : 最終更新日：2019/06/10 Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, ストレージ, 製品レビュー

　この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

前回Termuxをインストールしてポメラ化に挑戦したFire HD 8 タブレット、その裏ではファイルサーバー（FTP）とメディアサーバー（DLNA）が動作している。

そして今回、新たな役割として置き時計・卓上時計としても頑張ってもらうことにした。

Fire HD 8 タブレットを置き時計に

Alexaを搭載しているFire HD 10 タブレット（レビューを含む記事一覧へ）は、音声アシスタントのおかげで冷蔵庫にいるだけとなったが、Alexa非搭載だったFire HD 8 タブレットは今回の置き時計で完全に休む暇がなくなった。

突然だが、私は断捨離を進めている。

Fireタブレットを立て続けに購入しておいてと小言が聞こえそうだが、モノを減らす対象は時計にも及ぶ。リビングに１つだけ気にいった掛け時計があれば良い。寝室はデジタル時計、そうFire HD 8 タブレットにする計画だ。

置き時計の明かりと「Blue Shade」

Fire OSにはKindle本を読むときのことを考えて目が覚めてしまう原因ともいわれるブルーライトをカットする機能「Blue Shade」が用意されている。このOS標準機能と置き時計アプリを組み合わせることで「時刻表示の明かりで睡眠を妨げない」だろう。

Screenshot_2019-04-23-20-23-38

今回、置き時計アプリはGoogle Playで配布されている「デジタル時計化計画無料版」をインストールした。理由は日本語に対応していて気に入れば有料版を選べるほか、カレンダーや天気情報も表示できることだ。

同アプリはアラーム設定やカレンダーの色を変更するといったことが可能、少し賑やかな気もするが必要な情報が揃っているという魅力がある。

実は、もっとシンプルな置き時計アプリを探している。できればオープンソースなどで広告のないタイプがあれば良いと思う。（見つけたら追記する予定だ）

デュアルステレオスピーカーで目覚ましや雨音などの環境音を

横置き前提の設計は「置き時計デイバス」として必須条件だが、何を隠そうFire HD 8 タブレットはアマゾンのコンテンツを楽しむ端末なので横置きにするとデュアルステレオスピーカーが下側へ移動するようになっている。

これは「置き時計」だけではなく音を鳴らす「目覚まし時計としても優秀」だと思う。

さらに雨音や波の音、雷などヒーリングアプリを併用することで寝る前の読書時間を快適にすることも可能だ。これが単純に安いだけのタブレットでは不満の残るサウンドになるが、ここでプライムビデオやPrime Musicを楽しむために搭載されたDolby Atmos、デュアルステレオスピーカーが力を発揮する。

環境音アプリは365日できるだけ毎日更新しているAndroidアプリのセール記事で定期的に紹介しているので、それらを使っても良いだろう。

ちなみに最安5980円の「Fire 7」だけはモノラルスピーカーだ。

非常灯・常夜灯として

Fire HD 8 タブレットはUSB-CではなくMicroUSB、かつFire HD 10ほどパワフルではない。これは言い換えればバッテリー消費が少ないとも言える。これは駆動時間が最上位モデルFire HD 10と同じ最大10時間となっている数値からも知ることができる。

何が言いたいかというと災害時はもちろん、夜中に目が覚めてしまったときに最初の灯りとして頼りになると思っている。

背面カメラにフラッシュライトがないのは残念だがディスプレイを白くするライトアプリを使うことで「非常灯・常夜灯としても使える」のだ。

同機能を実現する様々なアプリがあった。その中でもGoogle Playで配布されている「White Screen」というアプリをオススメしたい。同アプリは無料で広告なし、さらに権限を１つも要求しない。
そのため白い画面を表示するだけの機能になるが、白い画像を用意してフォトアプリで表示するよりも手間がないと思う。