AMD、薄型ノート/2in1タブレット向けで最高というAPU『Ryzen Mobile』発表―搭載予定ノートPCも紹介
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周辺機器
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米AMDは日本時間10月27日、今年3月にリリースしたデスクトップ向けRyzenシリーズに続き、新たにノートパソコン向けAPUプロセッサ『Ryzen Mobile』シリーズを発表しました。
同社では日本市場を重視しており、日本向けに最適化した製品も提供する計画も明らかにしています。

AMD Ryzen Mobile発表、薄型ノートや2in1タブレット向け
AMDはイベントにおいてRyzenシリーズ発表後となる今年の出荷数が昨年に比べ40%以上増加したと紹介しています。今回の『Ryzen Mobile』は薄型ノートパソコン向けとして最強のプロセッサになることを目標に開発が進められていました。

CPUにはデスクトップ版Ryzenと同じ”Zen”アーキテクチャを採用、先代アーキテクチャからIPCが52%向上し、競合製品と比べても10%高い数値になっているとしています。
そしてGPUも手掛けるAMDは内蔵GPUとして”Polaris”から大幅に電力の効率化を果たした次世代”Vega”アーキテクチャを採用しています。
これら2つの新しいアーキテクチャを搭載した『Ryzen Mobile』はTDP15WながらデスクトップPCに匹敵するCPU性能、3Dゲームを再現できるGPU性能を実現。
プレゼン資料を見ると『Ryzen Mobile』は当初CPU50%向上、GPU50%向上、消費電力50%削減を目指してスタートしたそうですが、最終的にCPU200%向上、GPU128%向上、消費電力58%削減できたとしています。

『Ryzen Mobile』は上位モデルとなる「Ryzen Mobile 7 2700U」(4コア/8スレッド/10CU/2.20~3.80GHz)と「Ryzen Mobile 5 2500U」(4コア/8スレッド/8CU/2.00~3.60GHz)の2モデルがリリース予定となっています。

『Ryzen Mobile』搭載ノートパソコン
Ryzen Mobileを搭載したノートパソコンは2017年Q4からグローバル市場向けに発売されます。紹介されているのは「Lenovo ideapad 720S」と「Acer Swift 3」、「HP Envy X360」などとなっています。



AMD紹介動画も公開されています。
Source:AMD

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。























