Qualcomm、2018年後半にパソコン向けSnapdragon 1000を発表か/TDP12Wとも
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Qualcommが2018年にリリースするSnapdragon 850は初のARM搭載Windows用プロセッサとして発表されましたが、新たにSD850と比べてTDPが約2倍というパワフルなSnapdragon 1000が年内にも公開されると伝えられています。

Qualcomm、パソコン向けにSnapdragon 1000を開発中か
ドイツWinFutureのレポートによると、Snapdragon 1000はTDPが12Wとなり、先日アナウンスされたARMベースのWindows向けSnapdragon 850のTDP最大6.5Wの約2倍になるようです。

Intelがモバイル向けに展開しているCore Uシリーズプロセッサは通常15W前後で、同プロセッサを搭載したノートパソコンはDELL XPS 13があります。

2018年1月26日に発表された『New XPS 13』(スペック詳細は発表記事へ)
同メディアは15Wに達すればSurface Proのような端末も登場してくる可能性もあるとしています。
TDP12Wの代償
TDPが2倍ということで大きなパフォーマンスを得られますが、ARMベース端末の魅力はIntelベースに比べてバッテリー駆動時間が長く、ファンレスであることです。
TDP12Wとなればファン搭載モデルも発売されるかもしれません。そうなるとファン駆動の分だけバッテリー消費が多くなるという問題も発生します。
それでもARMベース端末には4G LTEをはじめとした「常時接続PC」という強みがあります。
INTEL搭載モデルとの立ち位置に注目です。
Snapdragon 1000は2018年後半に発表か
WinFutureはSnapdragon 1000を載せるマザーボードについて、約15Wで動作するようだと伝えています。そして、ASUSがSnapdragon 1000と2Kディスプレイ、WiGig通信をサポートしたデバイス(コードネーム「Primus」)を準備しているようだと伝えました。
ASUS新デバイスの発表は、2018年後半に予定されているSnapdragon 1000の公式発表の直後に行われるだろうとしています。
前回の話
Qualcomm Snapdragon 850発表、Windows搭載パソコン向けに/発売日
Source:WinFuture

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。






















