Nexus 4 は「FOMAプラスエリア / Xi」対応なのか、使える機能を調べた記録
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
Nexus 4 が日本向けGoogle Play のデバイスページに掲載されたので
手持ちの IIJmio (ドコモMVNO)SIMカードが使用可能か
そして、Xi や FOMAプラスエリア「W-CDMA 800(VI) MHz」で接続できるのか
自分なりに調べた情報を記録したいと思います。
(2013/03/09 追記しました。)
Nexus 4 は FOMAプラスエリア対応なのか
日本向け Google Play の Nexus 4 ページでは以下の周波数帯に対応しています。
(Nexus 4 は、microSIMカード対応)
- GSM/UMTS/HSPA+GSM/EDGE/GPRS(850、900、1800、1900 MHz)
- 3G(850、900、1700、1900、2100 MHz)HSPA+ 42
FOMAプラスエリアは、「W-CDMA 800(VI) MHz」ですから
公式のスペック上を見る限り、FOMAプラスエリア に非対応ということになります。
ドコモの周波数ページを見てみますとLTE Xiにも非対応とわかります。
それでも、ドコモ3Gには接続できるので、IIJmio 自体は使用可能ですね。
海外スマホをFOMAプラスエリアに対応させるコマンドを試した利用者もいるようですが
残念ながら、Japan Band での接続はできなかったようです。
本日、iPad / iPhone が NTTドコモ の周波数で再通過した話もありました。
しかし、Nexus 4 では同様の情報は出回っていないため
現状ではFOMAプラスエリア と Xi は非対応と判断したほうが良さそうです。
ドコモSIMを差し込むとSPモードは表示されますが使用は出来ません。
ちなみにソフトバンクのUltra Speed(1.5GHz)は非対応です。
おサイフケータイ / SMSは使えるのか
Nexus 4 は、NFC搭載ですが日本で普及されている Felica には非対応です。
Felica 搭載デバイスに限定される「おサイフケータイ」は利用できません。
防水機能や赤外線通信、ワンセグはあるのか
Nexus 4 は 防水に対応していません。
赤外線通信も非対応です。
ワンセグもアンテナを搭載していないので使用不可。
Nexus 4 のメリット
Nexus 4 は、ワイヤレス充電と処理速度、最新OSが使えるスマホという魅力があります。
- Qi規格によるワイヤレス充電を体験したい。
- 「Qualcomm Snapdragon S4 Pro」+RAM2GBの処理速度を体験したい。
- 常に最新OSをハイエンドなスマホで体験したい。
Apple は日本向けの周波数帯で再認可していましたが
Google は日本のために Nexus 4 へ手を加えるとは思えませんので
「日本仕様を求めるか、現時点の新しい体験か」が購入の境界線かもしれません。
Qiよりも範囲の広いワイヤレス充電は、Apple と Samsung が取り組んでいるので
来年(早ければ2013年末)には普及している可能性もあります。
Nexus 4 は、いつ販売されるかわからないので悩みますね。
Source : Google Play Nexus 4
追記(2013年9月7日)
日本向けのNexus 4はFOMAプラスエリアで使えたそうです。
日本向け『Nexus 4』はFOMAプラスエリアが使えるらしい | スマ部