27型「LG StanbyME」発表、ドンキのチューナーレスTVに続くか
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
LG Electronicsは現地時間2021年12月14日、来月開催されるCES2022へ向けて27インチの巨大タブレット「LG StanbyME」を発表した。
AndroidやiOSをサポートするほか、ジェスチャー操作にも対応するとしており、グローバル向けの発売時期や価格は言及していない。
27型「LG StanbyME」とは。
LGがスマートテレビと位置付けているものの、その姿から初見では戸惑うデバイス「LG StanbyME」の特徴を箇条書きで見ていこう。
- バッテリー内蔵で3時間駆動
- タッチ入力とジェスチャー操作に対応
- 高さ調整可能なスタンド付き(タイヤあり)
- 画面は27インチで縦横の回転、角度調整に対応。
- カメラとマイクは非搭載
- USB端子とHDMI端子あり。
- WIFIとNFC対応
バッテリー駆動ということで家中を駆け回ることもできるが、従来のテレビと同じように通電したまま家電として使えるのかは不明。
また、カメラなどの入力デバイスを備えていない代わりにディスプレイ上部に取り外しできるクレードルを用意、ビデオ通話などをする際はハードウェアを設置できるという。
他にもAndroid / iOSとNFCでシームレスに連携可能、ミラーリングに対応するほかUSBまたはHDMI経由でノートパソコンやデスクトップPCに接続できるとのこと。
「LG StanbyME」はテレビ用チューナーを内蔵していないため、AmazonプライムやNetflixなどで映像を楽しむ形になりそうだ。
似た製品ではドン・キホーテが12月10日よりチューナーレスTVを発売、これまでAndroid TV搭載ディスプレイは当然のようにテレビチューナーを搭載していたが今後数年で塗り替えられる可能性が出てきた。
スマートフォンが折り畳み画面や巻き取り画面により大画面化してタブレットへ進出、その一方でタブレットは大画面化してテレビやディスプレイへと進化していくのだろうか。
いずれにしてもスマートフォンからワンセグ・フルセグが巣立ったように、「テレビ画面」がチューナーを卒業して「テレビチューナーは別途購入してください。」という日が近づいているのかもしれない。
前回のドンキ
24型が21,780円、ドンキのチューナーレスTVが本日発売
Source:LG